ドビュッシーの二曲は、何とも不思議な曲で、イ幻想的。雪の上の足跡は、誰の?なんの動物?それとも鳥の足跡なのか。雪は、まだ、降り続くのか、月は出ているのか?暗闇にひそんでいるのは?





エジプトの魂をくぐもらせているカノープは、これまた難解で、しかし、シンプルなフレーズを徐々に展開させて、、、突然途絶える。いきなりの置き去り。


シューマンの謝肉祭は、多彩で楽しい!

次から次へと、登場事物が入れ替わる変わり目も、途切れることなく、流れる様に展開されていく。


現在地が、わからなくならない様に、道標として、中間地点のスフィンクスのフレーズを、後半冒頭の曲の解説で、竜馬さんは、教えてくれましたので、そこまでは、ついていけました。


スフィンクスの後のショパンやパガニーニは、それぽい曲調で、これは、パロディなのでは?ディスっているのでは?と思えるほど。


その後、咳き込んでしまい、2、3曲、途切れを見失いましたが、最後の二曲で挽回。全然、休息いう気がしないアクティブな、むしろ、『急速』の誤訳ではないかと思える休息(pause)のあと、ラストスパートは、豪快にいかにも、フェスのフィナーレ。


楽しい!


アンコールは、トロイメライと、キエフの大門。


会場をあとにしたのは、16:30。

都営大江戸線の大門経由光が丘行きに乗りました。


大門の先には、希望(光)が待っている。

私は、何度、竜馬ちゃんのキエフの大門を聞いたことか。今回のキエフの大門は、いつになく、輝いて聴こえました。


来年も、ピアノコンサートに行きたい。

今年も、もっと竜馬さんのピアノをききたい。