ツイートが流れてきて、1月28日16時を以て、休業される狸湯さんに、惜しみながら、入ってきました。


浅草と北千住の間にある鐘ヶ淵。降りたこともない駅ですが、素通りは幾度かありました。


駅から少し離れてましたが、ベルクスというスーパーやDAISOという100均があったりで、それなりに人の流れはありました。


実は、今日は上野の王城という喫茶店で

ナポリタン食べてから、お風呂に入りたいなと思っていたのですが、ネット情報では、いつもより空いていますとあったのに、20人ぐらい並んで待っていたので、狸湯さんには、開店時間の13:00ぴったりに着いてしまいました。


私は、開店時間と同時に入店したつもりでしたが、すでに常連さんたちは、湯船に浸かっており、もう帰ろうとする人も居ました。


小さいながらも、下町のお風呂屋さんらしさがあり、活気に満ちていました。薬湯は、緑色のバスクリーンの定番。座湯やジェットバスもあり、ぬる湯には、芋煮のように、常連のおばあさんたちが、旦那の悪口や親戚やご近所の噂話に花を咲かせて、ごろごろしていました。笑


30分で出るはずが、のんびりして90分ぐらいいました。足腰が悪い方が来れば、お店から人が来て、番台のおばさんと違う人だったので、ご近所さんかもしれませんが、空いているカランの前に、洗面器と、椅子を置いていきます。歩くのが大変そうな方も、お風呂に来るのを楽しみにしていることがわかります。身体的に気持ち良いこともあるけれど、社交場なんですね。


お風呂から上がれば、「あら、もう帰るの?今日は早いね」、『こんにちは、さようなら笑』と挨拶を交わしています。


かと思えば、「ジュース飲む?」とお風呂上がりで、まったりしている数人に、100円のジュースをおごっている方もいます。ここは、ジュースが全て、百円。わかりやすいし、良心的すぎる。


ドライヤーも2分十円。ご近所さんに愛されたお風呂屋さんですが、番台のおばさんがいうには、自分はいいけれど、お母さんの体の状態がよくないので、お風呂やを続けられないそうです。看病に専念したいのでしょう。


出入口の扉を開けるたびに鳴る鐘の音がひっきりなしですが、満杯に人で溢れるほどでもなく、かわるがわるに人が出入りして、いい塩梅に、流れていました。私が帰った後の時間は混雑してたかもしれませんが、ぜんぜん最終日の感じはありませんでした。


お風呂屋さんの後は、スカイツリーを目指して、押上まで散歩。映画perfect daysのロケ地探し。


ヒントは、神社のそば。

しかし、どう考えても、スカイツリーが大きすぎて、押上あたりでは、枠からスカイツリーがはみ出してしまう。押上あたりでは、スカイツリーを見上げるほど大きすぎるのです。


ロケ地探しは諦めて、髙木神社に寄ってきました。かなりの割合で、ツイートに流れて来るので、近くまで来たので寄りました。


御祭神は、タカミムスビということで、絵馬が、おむすびの絵でした。それは、知らなかった。お守りも、三角おにぎりです。2、3年前に、コミックが実写ドラマ化?映画化?アニメとコラボ?詳しいことは、わかりませんが、若い人に人気がありそうな神社です。


鐘ヶ淵から押上まで、それ程遠くなかったので、楽しい散歩でした。お腹が空いたことに気がつくまでは。。。