岐阜と長野の境界は地滑りがしやすいと、民俗情報学のお話会で聞いた時は、信じられなかったのですが。

岐阜側は尾根沿いに、土葬をしているので崩れにくく、それをご先祖様が守ってくれていると土地の人は言うそうです。血液や体液が、柔らかい地盤を固めると聞きました。血液は鉄成分を含んでいるので、成る程と感じました。

だから、猪や鹿などの生贄も捧げるのかと。生きたまま埋める必要は無いと思うけれど、液体の方が地盤に浸透しやすいのでしょうか。また、何十頭もの獣を生きたまま捧げるのは労働力が必要で困難と思うけれど、本来食べるものを埋めるのは、土地を固める為に必要だったのかもしれません。雨が降れば、地盤の弱いところが揺れやすいので尚更。昔の人の知恵ですね。

今は雲が見えないけれど、方角にも注意して観察ですね。


今日は、ずっと海鳴りのような空耳が頭の中で続いて居ます。海の匂い、潮の香りは有りません。