さて、前回は神武天皇、というより初代天皇は『ニギハヤヒ』であり、歴史の改竄や古事記などの編纂により、『神武東征』の話とごちゃ混ぜにされてしまったのかも…という話だった。

神武天皇『カムヤマトイワレヒコスメラミコト』の名はヘブライ語で訳せるとも言われているし、本当に外から来て入れ替わったのかもしれない。。




『ニギハヤヒ』は本当は『須佐之男命(スサノオ)』と『神大市比売(かむおおいちひめ)』の子であり、
『大歳神』と呼ばれていたとも言われている。


『年神』と言えば、毎年正月に各家にやってくる来訪神であり、『門松』はその依り代、『鏡餅』は供え物である。

「蛇」は古語で「カカ」。

「鏡」は「蛇身(カカミ)」であり、「白餅」はトグロを巻いた蛇、つまり『白竜』である。


鏡餅=白竜

トグロは上から見ると渦。
 
『カタカムナ』と『ウヅヒコ』に関連付けることができる。



『年神様』もきっと竜の姿であったのだろう。

そして、『ニギハヤヒ』は白竜である。



さらに、『門松』。



これが何を意味するのかと言うと…


3つ首の『瀬織津姫』。 

竹は『かぐや姫』の象徴。


『大歳神』は、『香用比売(カグヨヒメ)』なる人物との間に、御年神(みとしのかみ)なる子をもうけたのだそうな。


陰陽の世界では『娑伽羅竜王(しゃがらりゅうおう)』の娘である女神『頗梨采女(はりさいじょ)』のことを年神といい、元旦に来訪する神とされているのだ。

『頗梨采女』は、スサノオと同一とされる『牛頭天皇』との間に8人の子供をつくった。

いわゆる『八王子』である。

その中に、『太歳神(たいさいしん)』がおり、共通点が見られる。


『年神』は穀物神とも言われている。

伊勢神宮皇大神宮内宮の別宮『伊雑宮』の所菅社
『佐美長神社』の祭神は『大歳神』である。


この神社は、『穂落伝承』で知られている。
伝承に登場する、穂を落とした「真名鶴」を『大歳神』として祀ったのであった。

「大歳(おおとし)」の名の由来は、「穂落とし」が訛化した言葉だという説もある。


まさに、穀物神。



さらに、『大歳神』の兄妹には『ウカノミタマ』がいる。
 


さて、色々と繋がってきた。

太陽神ニギハヤヒと瀬織津姫。

太陽神ウトゥと金星の女神イナンナ。

大歳神と稲荷神ウカノミタマ。

太陽神アポロンと月の女神アルテミス。

太陽神スーリヤと暁紅の女神ウシャス。


兄妹・双子・夫婦


ペアで考えるとシンプルに面白い。


また、神武天皇と大歳神。
そのどちらも『四男坊』という共通点も意味深だ。



石見の国の鬼神や、大年神社のこと、
大国主と大物主は実は別神であること、

書きたいことは山ほどあるけど
今日はこのへんで。


つづく。


ではまた❗


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