BSの番組、駅ピアノ、ロンドン編で「君の瞳に恋してる」を耳にして、所々にラフマニノフが隠れているのに驚いた。商品であるプロの演奏ではたぶん気がつかない、粗削り故に垣間見える形は、まるでその人の人生を見るかのようで、アマチュア演奏だからこそ。この番組、海外編では、誰もが自分の音で自分の演奏をされることに驚く。音や表現がそれぞれ個性的なのだ。こうしたなかからとんでもない演奏家や作曲家が出てくる。

 

nogawan