天井に穴のあいてしまったノートルダム大聖堂の姿は悲しげでもそこから光が注ぐ様は美しく、これをどう再建するのか、例えば偶然にも降り注いだ光は残すだろうか、素材はまた木を使うのか、新素材にするのか、伝統と革新という古典的な問題にかの国がどう結論を出すか、その過程もも含めて興味は尽きない。さっそくフランスの大富豪や企業が表明した寄付金のケタ違いの大きさに、こちらの金持ちが村の土建屋程度に思え、表立っては見えてこない彼らの底力を見た垣間見た思いがしていたら、その莫大な寄付金をむしろ貧困層対策など別なことにも使えという議論がフランス国内で出ているそうで世界共通世知辛い。

 

nogawan