梅雨の晴れ間。


湿度も低い。


大切な一日である。


部屋ごとの窓を全開にして風を通している。


ついでにフトンも干している。


風が通ると、昔の日本家屋を思い出す。


夏は暑かったけれど風が通れば結構凌げたものだ。


クーラーなんて無かった。


もっとも、毎年のように清里に行っていて、年を追うこどに暑くなっていることを実感した。


初めて行った1983年。


おおっ、30年も前のことになるのか。


凹む。


話が爺の昔語りになってしまう年齢になったのだ。


その時「なんて寒いんだ」と感じた。


日が落ちてからの寒さは半端なかったし昼間も長袖を着ていた。


いつの頃からか、昼間にクーラーがほしいと感じるようになった。


困ったものだ。


そういえば誰も地球温暖化と言わなくなったなぁ。



断片

写真は2001年。提供者に感謝。            





nogawan