米国エネルギー省が昨年3月に米軍機によって調査した放射線測定結果が話題になっている。


政府の間抜けさ加減云々はもはやどうでもいい。僕は、米国のそのアグレッシブさに感心する。米軍をはじめ多くの同胞が滞在している、あるいはデータ収集には格好の事例である、等々の事情があるとは云え、地震の6日後、それも他国でのことなのである、なんとまぁ機敏に活動するのだろうということに痛く感心する。


こうした個人ではおよそ不可能なことを軽々と成し得る、その活動に対してならば相応の費用が発生することに誰もが納得するだろう。


翻って、値段とオヤジのプライドだけが異様に高く、そのくせ肝心の料理は素人以下という食堂、そんなものがあったとしたら、そんな食堂は潰れてしまった方がマシだときっと誰もが考えるだろう。無論、町の食堂の話である。


ところで、肝心のデータを頂戴した官庁はそれをいったいどうしたのだろう。



NOGAWAN