気がついていただろうか。


僕は昨晩寝床で突然あっと声をあげてしまった。


2012年。


30年前の今頃はまさに入試の真っ最中。


そして、不安と期待を抱えながら上京。


あの下宿某に荷を解いた。


最初の晩飯はほか弁のとり唐揚げ弁当だったことを覚えている。


それから調度30年が経過した、のである。


感慨深いという感はない。


それよりも、いったいいつの間に30年という年月が経過してしまったのだろう、という驚きだけだ。


1982年の30年前は1952年。


昭和27年。


それと同じだけの時間が経過した、のである。


そして、ここから30年。


おそらく経過した時にこれを書ける可能性は少ない。


書けるかも知れないけれど読める人も少なくなっていることだろう。


はっきりしているのは、時間の経過がさらに加速するということだけだ。


もう余計なことをしている時間はまったくない、ということだ。


あまりにびっくりしたのでこの話題は気が向いたら今後もふれてみたい。



nogawan