”網戸の青いネット”って知っていますか? | 東京/神奈川の窓のことなら、『まるっとサービス』

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東京・神奈川周辺の網戸を直している還暦のじーさんです。網戸や自分の癌について色々書き散らかしてます

通常 網戸のネットは何色ですか?と聞かれると ほとんどの人がグレーと答えると思います

まぁ 黒と言う人も少ないですが 何割かはいると思います

今回のタイトル ”網戸の青いネット”を知っている人は おそらくご高齢の方ではないでしょうか?

それも東北地方とか 地方で育った方が多いような感じです

上の画像は、私の工場のネットの在庫置き場ですが、使いかけのくちゃくちゃとしているのが

青いネットの残骸というか 残りです

これは、もはや廃盤となり久しいです。

私が購入したのもかれこれ30年近く前ですから かなりの年季物ですね

広げてみても、かなり青い色が自己主張しています

隣にある通常のグレーのネットがかすんでしまう程です

 

正確に言うと 青いネットの他に緑色のネットもあるんですが、残念ながらこれも廃盤になり

私も所有しておりません。 果たしてこのネットをロールで持っている人がいるのだろうか・・・・

 

本題に戻ります。 なぜこんな自己主張の強い青いネットが網戸に張られたのか?

これ 諸説あるんです 

”虫がこの色が嫌いだから こういうネットが流行った ”

” 外が見えづらいのはグレーよりもこの色だから”

”夏らしくて涼し気 ”

確かに そう言われると そうかもしれないと思うかもしれませんが・・・・

一番 信憑性があると私自身が思うのは 

 行商で網戸を張替えている業者が広めた”

この説が 一番 納得できるのです

 

グレーのネットは古びていっても色が変わった感じはしません。

 しかし青いネットや緑のネットは日に焼けると色が薄くなり 遠くから見ても その色あせたネットは発見しやすい

そうすれば、古い網戸はスピーカーを鳴らしながら道を流している業者にとっては 格好の目印になる

そういう網戸は ネットの張替時だから お伺いして 張替えを提案すればいい という事らしい・・・

 

行商の仕事は、どれだけスピーカーであちこち回ってもお客様に出会わなければ お金にならず

かと言って むやみやたらに各家のチャイムを鳴らしても これは時間だけが過ぎて あたりが来ないと

焦るだけで 精神力が試される過酷なレースとなる訳です

その為に 一つの目安として 次につなぐための方策として 青いネットを広めたのではないか?

と言う話なのです。

 

今のように お客様がネットで検索をしてこちらを見つけてくれる時代では無いと、自分を必要としてくれる人を探すのは本当に難しい 

午前中に廻れば出会えたかもしれないけれど 午後になったら家人は出掛けて 色褪せたネットを見て

営業をかけても 残念ながら網戸は財布を持っていないので どうしようもない・・・

 

たとえ在宅していたとしても、子供を寝かしつけているとか お手洗いに居るとかでは 呼びに行くこともできないので お客様は 諦めてしまう可能性もある訳です

 

営業って 難しいですね タイミングが大事です

もちろん 今のネット社会でも 広告を出すという事は そのタイミングとか 適切な広告文 や相手との

対応が 成立するのか しないのか 決まってしまう と思うのです

 

さて、次回は そんなネットでの ”ネットの話” ではなく 広告についての想いを書いていきたいと

思います

 

冬に向かって 新規作成の網戸は減って 網戸を修理したり 張替えが増えていくのは何故なのか?

そんな傾向に対する 私の考えも書いてみようと思います 

お楽しみに