自分が子供を育てていた頃から比べると世の中はどんどん便利に進化している。
子供の写真を撮ってもカメラ屋で、現像して親に渡すには焼き増しして渡さなければならなかった。
しかし今はLINEや『ミテネ』というアプリで孫の様子が頻繁に送られて来る。
ありがたい限りである。
そして息子が仕事柄もあるのだろうが(保育士をしている)子供に対して実に丁寧にきちんと接している。
それを見ていると自分は果たしてよい父親だったのだろうか?と改めて自分自身に問い直してみる。
あの頃は助監督をしていて忙しい時は子供の顔も見れない長期ロケや 撮影所に泊まり込んだりすることが多かった。
土日祝日しか貸してもらえなちロケ場所の為に休日は撮影という日々に明け暮れていた。
もちろん撮影が終わると休みはあったが すぐ次の撮影の準備や前の作品の仕上にも顔を出したりもしていたので、それなりに忙しく過ごしていた。
確かに子供は可愛かった。 だから時間のある時にはお風呂に一緒に入ったり一緒に子供番組を見ていたり、幼稚園の送り迎えもしたりしていた時もある。
しかし継続的ではない。 断片的にやっていて忙しくなれば、ある日突然止まってしまう。
決まった時間に出かけて決まった休みがある人とは比べようもない。
けれど…今は思う
もう少し遊んであげられたのではないか もう少し話をしてあげられたのではないか?
そんな後悔の念が押し寄せる
カミさんに話したら 『 いまさらそんなこと言っても・・・ 』 と
昔を思い出しながら怒り始めるだろう。
昔の記憶を辿りながら今頃懺悔しても、どうやら許してはもらえないようだ…
この間 家に遊びに来た孫を送りながら 息子に話してみた。
『〇〇(息子の名前)を見てると
俺はあんまりいい父親じゃなかったんじゃないかなぁって、思うんだ』
そう言うと、息子はこう返事をした
『そんなことないよ!確かに仕事が忙しい時はあったけど、時間のある時はずいぶん遊びに連れてってくれたじゃない。俺今でも覚えてるよ』
『そうかなぁ…』
『スキー行ったり、キャンプ行ったこともあったし、』
『まぁね 』
『それに焼き芋の車に乗せてくれたじゃない。夜遅くまであちこち行って面白かったし、釜の火に薪くべたりするのも楽しかったし、なにより出来たての焼き芋を好きなだけ食べられて嬉しかったよ』
確かにそういうこともあったと思い出す。
行商は自分にとっては沢山辛いこともあったけれど、子供としては得がたい経験だったのだろう…
世の中には沢山の親子が居て、その数だけ色々な親子のスタイルがある。
良いにつけ悪いについて、それはそれぞれなのだ。
だから昔の自分を責めることもなく、過ぎた日を思いながら今の息子と孫の親子関係をこれから出来るだけ長く見ていられるように願うしかないのかもしれない。
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