昨日、阪急ゆめ・まち親子チャリティコンサートに行ってきました。
ポスター

息子が学校からチラシを持って帰ってきたので、チケットの発売日に早速申し込みました。

が、しかし、小学生500円、中学生以上1500円という破格値のせいか大人気で、最初チケットぴあに電話してつながった時には売り切れでした。

ダメ元でローソンチケットに電話して、チケットは何とか取れたものの、二階席の端っこでした。

それでも取れただけよしとしよう。

 

会場は梅田芸術劇場メインホール。

足元はふかふかのじゅうたんで、いすもふかふか気持ちよく、こういう会場に来たことのない息子は、「何でこんなにここはふかふかなの~?」と言っていました。

ここはいつものなんちゃらコミュニティセンターと違って、非日常の場所ですからね。

 

演奏は関西フィルハーモニー管弦楽団。

最初の曲は明るく元気な「キャプテンたちと王様たち」

ルロイ・アンダーソンの曲らしいですが、この曲は初めて聞きました。

その次は「ハンガリー舞曲第5番」

息子はこの曲が気に入ったようで、終わった後もずっと歌っていました。

CMにもよく使われてるので、私の印象はCMの曲なんですが、初めて聞いた子供にも印象に残る曲だからCMに使われるのかもと思いました。

 

それからゲストのピアニスト・松永貴志さんのジャズピアノコーナー。

まずはピアノのみで「トルコ行進曲」を演奏しました。

最初は正統派のクラシックの演奏だったのが、だんだんとアレンジが加わって最後は何となく原型を残しつつ別物といった感じに変化していました。

そして、オーケストラと一緒に「ラプソディ・イン・ブルー」を演奏。

ピアノも素敵だけど、やっぱりこの曲といえばクラリネットのソロがかっこいい。

 

休憩をはさんで第二部の最初は音楽物語「眠れる森の美女」

今回の司会の野々すみ花さんが、眠れる森の美女の話を朗読風に語って、場面ごとに合わせた曲をオーケストラで演奏という構成でした。

これは昔々のヨーロッパの話で…→オープニングテーマ演奏→これこれこんなことがあって→○○のテーマ演奏、みたいな感じに進んでいきました。

元タカラジェンヌの野々すみ花さんの語りの声が美しく、また登場人物のセリフの演技もとてもお上手なんですよね。

今回のプログラムではこれが一番好きでした。

 

次の指揮者体験コーナーでは会場の子供の中から3人選んで、実際に指揮をやってもらい、オーケストラがそれに合わせて演奏しました。

曲は「新世界より」第4楽章でした。

子供は9歳と10歳の女の子と12歳の男の子が当たりました。

(年齢しか聞いてないので学年は不明)

12歳の男の子が最高で、「学校の音楽会で指揮をやるから」と言ってたんですが、最後に感想を聞かれてプロの前で堂々と「いい練習になりました」とのたまっていました。

大物すぎるわ。

 

最後の曲は「威風堂々第1番」でした。

美しい曲でホンマ名曲やわ。

中間部分は以前小学校で上級生がリコーダーで演奏していたので、それを覚えてた息子はオーケストラの演奏に合わせて歌っていました。

アンコールは「星条旗よ永遠なれ」

これも名曲やね。

 

親子2人で2000円なんて破格値で、本当にいい物を聴かせてもらいました。

息子も「すっごく楽しかった」と喜んでくれたので、連れて行ったかいがありました。