参院選が終わりました。
全体的に見ると、与党は議席・得票を減らしたけど、かといって野党に勢いがあったわけでもなく、れいわ新選組・NHKを国民から守る党といった新興勢力や、与党の別働隊という感じの日本維新の会が目立った、という感じでしょうか。
個人的には、もっと野党側に頑張って欲しかったし、N国が議席を獲得してしまったことはショックなのですが、改憲勢力が3分の2を割り込み、社民党が政党要件を満たしたというのは良かったと思います。
自民党はたぶん本当は、令和令和と叫んで、新しい時代のムードを作りたかったんだろうけど(実際4月の統一地方選ではポスターに「令和」の文字を入れた候補が多かった)、れいわ新選組ができたために、令和令和と言いづらくなってしまった。これは、ムードに流されやすい国民に対して、自民党がやりたかった選挙運動が一つ封じられたこととなり、自民党が伸びなかった遠因になっているように思います。それを考えると、山本太郎good jobという感じがします。
自分の投票した候補についてですが、神奈川選挙区は残念でした。
共産党の浅賀由香候補に是非勝って欲しかったですが、維新の松沢成文候補に思った以上の差が付けられてしまった感じです。
今までよりも維新に勢いがあった事、松沢さんが元知事で知名度があった事などで、投票直前で何となく松沢さんに入れた人も多い気がします。
浅賀さんのほうが熱心な支持者は多かったように思いますが、そこからの広がりが小さかったのかもしれません。
とりあえず3年後の参院選では何とか共産党の候補に勝ってもらって、1998年以来の議席獲得をしてもらいたいと思います。
比例区のほうは、立憲民主党の石川大我候補が党内7位の得票で無事当選しました!
今回立憲民主党は、比例で10議席くらいいくのではないかと思っていましたが、結果は8議席でした。
おそらくれいわ新選組やN国に票を食われたり、低投票率の結果、労組系以外の候補が票を集められなかった事が原因なのでは、と思います。
今回立憲民主党からは労組候補が5人いました。この人たちは当選は堅いだろうと思っていて、実際1位から5位まで労組系が占めました。
そこから下がどんな順番になるのかでしたが、結果的には東京HIV訴訟の原告として知られ、参議院議員をすでに二期務めている川田龍平候補が6位、同性婚を訴えた石川大我候補が7位、元格闘家でその後はレスリング指導者・アーティストとして活動している須藤元気候補が8位となり、ここまでが当選。元モー娘。の市井紗耶香候補は9位で惜しくも当選はなりませんでした。
石川大我候補は元豊島区議ですが、東京やその周辺でまとまった得票を得たというわけではなく、全国的に広く薄く票を集めていったようです。
全国のLGBT当事者や支援者、もっと寛容な社会になって欲しいと願っている人などの、一人一人の票の積み重ねの結果が、当選につながったのだと思います。
もっと立憲民主党には議席を獲って欲しかったものの、非労組の3人はいずれも魅力的な人物だと思いますし、活躍を期待したいと思います。