こんにちは。Elmarです。

 

4月頭から日本に滞在しています。

 

息子が日本の公立小学校に通い始めて約10日が経ちました。毎日、元気に登校してくれています。

 

この10日で起きた息子の変化をここに記しておきたいと思います。

 

①日本語が上手くなる。

 

ドイツ育ちの7歳の息子は、私とは基本、いつも日本語で会話しています。でも、インプットが少ないからか、年齢が上がるにつれ、日本語より、ドイツ語で上手く言えることの方が増えていくのを私は感じていました。日本に来てから、息子の日本語がすごく「自然」になったな感じます。同世代の子供の会話から、ぐんぐん吸収しているのでしょう。「ラッキー!」「よし!○○するぞー!」「ま、いっか~」など、簡単なようで、ドイツでは聞かなかった言葉が出てきます照れ銭湯帰りに、「極楽だ~」と言ったのには、驚きました。ちなみに、地獄、極楽、天国の単語は、ドイツで読み聞かせた絵本「地獄のそうべい」から得たものだと思うのですが、正しい文脈で「極楽」が出てきたことに「おお!」となりました(笑)

 

②お箸の使い方が上手くなる。

 

ドイツでも、白米、味噌汁が日常にある我が家ですが、息子は、お箸を食卓に置いても、自分でスプーンを取ってきてスプーンで米を食べる子でした。日本に出発する数か月前から、毎食、さりげなくスプーンの隣に箸を置いていた私。でも、息子は、使ってみたり、みなかったり、でした。それが、今では、当たり前に箸のみで食事しています!お箸だと取りづらいのか、最初は、お茶碗の米が大分残っていましたが、昨日は、3粒残して、あとは全部きれいに食べていました。給食には毎日お箸を持って行くので、そのお陰だと思っています。

 

③「残さずに食べる」ことを意識するようになる。

 

偏食の息子は、嫌いなものは、基本的に絶対食べません。今は日本の学校でも無理やり給食を食べさせることはぜず、「一口食べてみようね」と促すに留めるようです。それでも、「残さず食べる」ことが美徳であると学ぶのでしょうか?「ご飯粒は、ひとつも残しちゃいけないんだよ」と言い出し、お箸で頑張って食べています(笑)また、「給食を5人だけで作っているんだよ。凄いね。今日、ありがとうを言いに行った。」という話もしてくれました。先生と給食室を見に行って、作ってくれている人に「感謝」しようねという授業だったのではないかと勝手に想像します(笑)残さず食べる、作った人に感謝する、こういう指導は、ドイツの小学校ではまずないかなと思います。食べる物、食べる量を自分で決めて良いとされているので、嫌いなメニューの日は息子はサラダバーのキュウリしか食べない日もあります(笑)日本の給食は息子にはストレスかな?と思ったのですが、彼なりにやっているようです。

 

子供の変化は、早いですね。ドイツに戻ったら、またドイツスタイルに戻るのかもしれません。でも、日本で吸収した何かが、彼のどこかに残り続けるのでは?と期待しています。

 

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