こんにちは。Elmarです。

 

7歳の息子は、日本では学年を1学年下げて、新一年生として日本での学校生活を開始しました。

 

日本の小学校については、私には、約35年以上前の自分の小学校時代を振り返るしか参考になるものがありません。

 

入学式に行って、まず、驚いたこと。

 

①先生方の腰が低い。

 

先生方の保護者への対応って、接客業の方みたいですね。丁寧に、ご挨拶、また、ご案内頂き、帰り際には、校長先生、教頭先生まで校門前でお見送りに立たれていました。私がサービス砂漠と言われるドイツからやってきたから、そう感じるのでしょうか?それとも、昔から保護者にはこういうものだったのでしょうか?それとも、今の時代を反映したものでしょうか?

 

②生徒のパフォーマンスのフォーマル度が高い。

 

上級生(6年生)代表の出し物として、歓迎の辞や校歌合唱があったのですが、しっかり練習したんだなっというのが分かります。一列に並んで壇上に上がり、終われば静かに下がります。ドイツの小学校では4年生が自分たちでつくった創作パフォーマンスを披露してくれましたが、こちらは皆楽しそうに踊ったり、歌ったり。大体は練習したんだろうけど、細かい所までは詰めない感じ。壇上に上がる時も下がるのも、しっかり並びません。入学式自体、日本の方がやはりすごくフォーマルですね。自分も経験してきたことなのに、久々に「式」に参加すると、驚きます。

 

③新一年生が「おめでとう」に「ありがとう」と返す。

 

入学式の中では、新一年生に向け、何度か「入学おめでとうございます」という言葉が出ました。それに反応(←適切な表現ではないかもしれませんが、正直そのように感じました)して、一部の子供たちが「ありがとうございます」と声を揃えて返すんですね。幼稚園、保育園で練習してきたのでしょうか?これには、驚きました。ドイツの新一年生にはまず見られないことです。

 

日本の教育とドイツの教育は、根本的にコンセプトが違うと私は思っていて、どちらが「良い悪い」ではなく、その「違い」を面白いなと感じます。日本の教育方法からドイツで育つ息子が学ぶことも多そうで、これから楽しみです。

 

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