こんにちは。Elmarです。

 

サバティカルを取って、もうすぐ日本へ発つ予定の私。

 

昨日は、長期休暇前の仕事納めでした。長期といっても、8月にはまた職場に戻ります。

 

1年以上不在となる産休・育休へ入るケースとは違い、1か月夏休みを取ることだって珍しくないドイツでは、4カ月の不在もその延長みたいな感じかなと思っています。でも、昨日、最後に職場に行ったら、その日来ている人が集まってくれて、チームリーダーがカードを渡してくれました照れ

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「お花をあなたに」と書いてあります。花束は日本に持って行けないと思うから、このカードを渡すね~と言ってくれました。

 

後ろには、「日本で素晴らしい時間を!故郷を楽しんでね!」と書いてあって、同じ部署の色々な人のサインがびっしり。チームリーダのKが集めてくれたようです。彼女は、こういう気配りが本当に上手な人です。

 

私が不在の間は、同僚が手分けして私の仕事をやるわけで、負担増になるわけですが、快く送り出してくれる職場に本当に感謝です。そして、感謝を超えて、感動さえ覚えます(笑)

 

私は、自分のキャリアを約20年前にコンサバな日本企業でスタートさせ、当時は先輩に半ば怯えながら、気を使いまくりの社会人生活を送っていたので、それに比べると、今の職場カルチャーはその対極にあります(笑)

 

「みんな待っているから、絶対に帰ってきてね。ここもいい所だから。」とも笑いながら言われました。

 

数か月のお別れですが、私の今後の人生で支えになる素敵な贈る言葉を貰ったと思っています。

 

私には、ドイツ語のコンプレックスがあり、仕事でもドイツ語の間違いは実際沢山あるかと思います。日本で育った私の振る舞いは、時にドイツ人の中で浮いてしまっているのではないかと気になる時もあります。でも、私は、この職場の一員で、それをみんな認めてくれているんだと感じられた瞬間でした。

 

息子は、今日学校でお別れ会をひらいて貰うようです。みんなに配るお菓子をリュックに詰めて、はりきって出かけて行きました。次、クラスのみんなに会うのは8月の夏休み明け、2年生のスタート時です。

 

日本は私の故郷だけど、今は、ここが私たちの戻る場所。

 

日本出発前に、そんなことを思います。

 

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