こんにちは。Elmarです。

 

みなさんは、今日、朝食に何を召し上がりましたか?

 

私は、みそ汁、ご飯にツナ缶と塩昆布を混ぜたもの、キウイフルーツです。(みそ汁の具、でかっ!ちなみに、ワカメではなく出汁で取った昆布を切って入れてます(笑)お椀、欲しいな…)

 

 

ちなみに定番メニューは、みそ汁、納豆ご飯、梅干しです。

 

すべてドイツで手に入る食材で用意できますが、やたらとお金がかかるメニューではあります。例)納豆1パック:約1ユーロ、有機梅干し:一粒約1ユーロ。

 

 

でも、いいんです。こういうメニューが、一番体と心にしっくりくるんです(笑)払う価値があるんです!

 

ドイツに住んで計10年目になりますが、このメニューになったのは、この1~2年です。それ以前は、ずっとパンとジャム、甘味されたグラノーラなどの甘い朝食でした。日本で一人暮らしをしていた頃も、トーストにジャムとミルクティーというメニューでした。

 

それを変えるきっかけとなったのは、潰瘍性大腸炎という持病の悪化でした。免疫疾患ゆえ大腸に炎症が出る病気ですが、私が見聞きする限り、日本でもドイツでも治療法として食事制限をすることは一般的ではないようです。

 

これまで、この持病の悪化でドイツの病院に入院したこともあるのですが、そのときでさえ、食事に黒パンとチーズ、サラミがでてきて驚きました(笑)消化がしずらく、高脂質、高添加物なメニューですよね。頻繁な下痢と下血を患って入院しているときに食べたい(食べられる)メニューですか?とツッコミたくなりました。

 

そんな感じで、薬剤投与が主で食べるものには緩い治療方針なので、私も寛解期には、基本的に食べたいものを食べていました。

 

しかし、それまで効いていた飲み薬が効かなくなり、点滴で定期的に免疫抑制剤を入れましょうとなったときに、初めて食生活を真剣にとらえ始めました。定期的に通院して2-3時間かけて点滴すると聞いて、私の中では、一気に病状が悪化した感じがして、ショックだったのです。

 

そこで、まず控えようと思ったのが砂糖でした。

 

砂糖を控えるにあたり、ストレスのかからない第一歩が甘い朝食をやめるということでした。そして、精製された小麦粉も取りすぎると腸内環境が崩れると聞いて、思いきって、パン食から和食にしました。(塩昆布にも砂糖が添加されていますので、体調を見ながら食べるか決めます。)

 

続けてみると、これが、心身ともにすごくしっくりくることに気が付きました。毎日みそ汁とご飯を食べているせいか、以前ほど○○を食べたい!日本に帰りたい!と思わなくなったし、大腸の調子だけでなく、それまで抱えていた集中力の低下やイライラ、倦怠感といった不調点もなくなりました。

 

ドイツでは、美味しいパン、チーズ、ハムが手軽に購入できます。季節の果実を使ったジャムも、朝ごはんにぴったり。

 

でも、私がドイツで朝に食べたいものは、ご飯とみそ汁です。

 

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