【アメフラっシのいちばん長い日】前編 大平ひかるラストライブ | モノノフLv.1のブログ

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かつて、ポツダム宣言受諾から玉音放送当日までの当事者の動向を描いた、邦画「日本のいちばん長い日」
嫁ぐ長女に対しての父の胸中を、兄という立ち話から推察して歌った、さだまさし「親父のいちばん長い日」
これらの名作には、未来永劫並んで評価されることは絶対にないが、彼女達の活動史上で大きなターニングポイントとなることは間違いない、アメフラっシのいちばん長い日。その前編である、メンバー大平ひかるのラストライブをまずはご覧いただきたい。

辞める理由としては、
スタッフを信頼できなくなった

その場に居なかった小生は、今では、ああ、居ないでよかった、と胸を撫で下ろしているほど、衝撃的でセンセーショナルだた、ひっかの2019年11月3日の発言。これ以後、ひっかが今日12月14日までに、ライブ以外で公にメッセージを発信したのは、インスタグラムとブログで1回ずつだけ(しかもブログ昨日T_T)、ツイッター動画は何度かは登場したかもしれない。もっとも、ももクロ明治座公演後は両方ともパタリと発信しなくなったので、その頃から心は決まっていたのかもしれないね。
一方残る4人も、今週集中して発信し出した、ツイッター動画などは、15日の新体制ライブについてのことばかりで、こちらもすでに心は割り切れたのか?4人であることが自然なように振る舞っていたように見えた。こんな状況なので、小生も「14日のひっかのラストライブは、ライブとしてはスターダストプラネットの名に恥じない、素晴らしいものは魅せるだろうが、"心"は薄いものになるんだろうな、と予想しながら、当日10:00、ここ、


西武園ゆうえんちに到着。

すでに100人以上は集まったシ民、シ、ん?

えっ、ロケッターも数名いるじゃん?

そう、それもかなりのTO級がね。今日は、はちみつロケットも北九州だがイベントでゲストだから、ロケッターなら助けにゆくのだろうと思いきや、まあ旅費は安くないとはいえ、どうしたことか。って、もうその理由は明らかで、なによりも、ここ、

西武園ゆうえんちミライセンシエリアは、
アメフラっシにもはちロケにも、
3Bjuniorにとっては聖地だから。

そこで3Bjr直系のグループのライブがあれば、ノスタルジーに駈られるのも無理からぬだろうな。と同時に、ここにも来ないではちロケや、そうだ、11日水曜から始まった元3Bjrの葉月智子の主演舞台にいった人達が、彼女らの真のTOということなんだろうな。
というくらい出だしは順調で、小生が10:40に、

こちらを購入し終える時にはすでに全員撮影は終了していたほど。ひっか関連のレギュレーションについては1枚制限、全体のループも事前の段階では実施しない、ということではあったが、これから更なる客足は伸びるかどうか。リハーサルでは、「未知とのSo GooD」が確定、これもいつしかアメフラっシオリジナル曲が増えるほど、歌われなくなっていったね。それは良いこと、とその時は思えたもんだが、適度に歌い繋いでいたら、ひっかの心も違っていったのかどうか!?

ラストライブでは事前物販特典会のほうが、寂しさを引き摺らないし、何より余程の鬼畜でないかぎりは応援や励ましで送り出すだろうから、良いのは自明ながら、しかし2ショを選んでしまったんだよなあ、と、結局は、アイドルとしてひっかが一番好きだったポーズを最後に、小生はその幸せを祈るしかできないよね。
一方ゆづには、先ほどリハーサルがステージが目隠し状態ながらもそこそこピーピングも可能で、「轟音」でゆづがステージの3人を楽しんで見ていたのを弄ろうということで、

ひっかパートの後釜を狙ってんのかwww

と笑わせて送り出し、愛来には4年前の生誕での「トリセツ」歌ったのを引合いにして、こちらも送り出し、その他大勢の中ではまあまあなことを言った自信はあるぜwww。
いや、真面目な話、ゆづはホントに、ひっかのパートを取りにゆくくらいやってほしい。おそらく、轟音やフロムレターなんかは、4人が歌うようになると思うが、ゆづが歌唱では明らかに4番手になってしまうことを恐れている場合じゃないからね。あなたの度胸の強さは、絶対武器なんだからさ、頼むよひとつ!

そんなこんなで特典会は時間もかかり、13:00終了と同時に即入場。Bブロック70番という、3Bjr定例ではこうしたブロック分けだったのよね。でもここは、

このように傾斜の低い方がステージだから、見辛いとかはないが、むしろ花道練り歩きでのレス頂戴が醍醐味で柵そばから埋まる。まあこちらは中にいれば、万一歌パクで小声出しても安心だしなwww。エスタシオンも長谷川社長がいたり、特典会のときもいたが、ももクログッズやチケットのマッチングの鈴木さんもいたり、スタダ側スタッフも、そしてロケッターだけでなく、昔は良くいたファンも来ていて、さながら同窓会めいていたね。
そして定刻13:30、これも音入れのリハの時点で流れたのが聞こえたから、来るんだろうなと思えば案の定、この聖地に相応しい出囃子は、

SUNLIVE!

そして遥か坂上のミライセンシエリア館内から、あの時とは違う進化した黒づくめの、26人ではない5人が、石井大吉氏を先導にしっかりとした足取りで降臨。マイクパフォーマンスは今日が最後のひっか、最後の可愛いをしっかり視て!と晴れ晴れした表情で練り歩きステージへ。その拳を胸に当てれば、これもそう。笑顔と希望の聖地はここミライセンシエリア、

1 勇気のシルエット

ステージ2列横隊でも狭かった時から、今ではぶつかることないダンスと、渡す必要もないマイクを握り締めたまま、久しぶりに凱旋の聖地に星が上がる。続いて、1年1ヶ月前と同じように、進化を印象づけた、

2 ミクロコスモスマクロコスモス

3 Dark Face

ミクマクなんかでも、ひっかの厳しく、時に機械らしく無に近い表情に結構感心したもんなあ。ダークフェイスも、小生としてはファンが騒ぎにくい曲で、聴く派としては好印象だったが、いつしか歌われなくなったよね。そして、

4 月並みファンタジー

という、一番芝居じみて素敵な曲が、やはりいつしか歌われなくなったのも、彼女達の「迷走」の一番の被害曲だった、そんな気がする。
この曲で練り歩きに来たんだが、ひっかはもとより、ひっかと絡むところのはなちゃんの表情も素敵だし、ステージ戻りで夢から目覚めるもえちんの動作なんか、ホントに、お目覚め?ってくらいリアルなのよ。

改めて挨拶自己紹介で、まずは腹痛ラストライブってことよりも、5人もこの地での懐かしさを話したいようで、

・ここに初めて来た頃は、4人は小学生で1人だけBB・・だった
・実は一回目の定例休んだ(ひっか)
・ライブ後は、特典会組・トーク組・帰宅組に分かれるが、トーク苦手なのにトークばかりだった(ひっか)
・レポート担当ってのがあり文章書くのが大変だった(はなちゃん)
・MCの時は手を腰に添えたまま固定しないといけなくて、夏は虫刺されている気配濃厚なのに祓えなくて辛かった(もえちん)
・そう厳しかったMARICOは、ちゃっかり虫対策は完全防御でずるい(愛来)

なと挙がるが、はなちゃんが、私もレポート書いたことないよ、と、同じく書いたことなかったゆづとハイタッチも、最前のはなちゃん推しTOから、書いていることを指摘されて、いかに適当かとゆづにも呆れられたのが笑えたね。さらにひっかが昔書いたレポートも披露され、これは是非3Bjrのホームページを見てくださいとのこと。UFOとか宇宙船が、ひか独特のデザインなんだという。

続いてのブロックはアゲだから、とひっかが珍しく、いや最後の思い出づくりか、煽りからの曲紹介で、

5 RainMakers

いやあ久しぶりにステージも俯瞰で観られるから書くが、やはり先述どおり、スタプラアイルらしく、ダンスの揃いなんて素晴らしく思えたよね。で、これは良い意味で期待はずれだったが、ひっかとの自然なアイコンタクトも、そこそこあったの。勿論プロのそれって見方もあるけど、にしては、「心」があるようなアイコンタクトに思えてね。だから、これも先述したように、

6 未知とのSo Good

の久しぶりの再演も、かつてマジェスティックセブンとして苦労を強いられていた時代のような、自然にメンバー同士楽しむ感じを受けたんだよね。まあ、ゆづみたいに歌詞が一部怪しかったのもいたがwww。
3Bjr時代は奥澤村副村長だったため捌けていた愛来がマイクスタンド手に持ってくれば、勿論、

7 バトルロイヤル

ひかが力一杯に3カウントを叩いていたね。愛来も蹴りが高いし、もえちんのビブラートも素晴らしい。

8 グロウアップマイハート

やっと、この広いミライセンシエリアのスペースで、ラストのサビで心置きなくマサイジャンプをできたよ小生。これ、ホントにマサイジャンプしたら楽しいよ。そして2番終わりくらいかな、メンバーまた練り歩きに来たが、ここは手提げ籠からなにやら投げ入れていたのは、最初は雨を降らせ、で飴玉と思ったが、どうやら小さい使い捨てカイロだった模様。

突然ですが、私達仕込みます!ってこの辺は彼女達は、はちロケと比べてはにかみがちなんだな、コメディエンヌ度合いは4人になっても伸び代有りすぎwww。という彼女達決死の仕込みは、なんだ角とかの髪飾りを付けて、「私のサンタさんはどこ~?」って呼びかけるってもの。愛来が、自分に、さん付けしてたのがポツコンだったが、トナカイだったわけね。そしてサンタとくれば、もう歌うのは、

9 ベリメリクリスマス

思えばひっかが、アメフラっシになり落ちサビをフルコーラスひとりで歌いきった感動もあったよね。ひかが前に出るようになり、勝ち得たもののひとつだったよね。

10 轟音

これが、ひっか最後の、曲の間の練り歩きになったね。生歌の肉声が3mくらい離れていても届いたのは、しばらく忘れないだろうな。そして改めてゆづ、ひっか去った後の、「まだ見ぬ世界に進むため泥まみれでも挫けるな」を、引き継げな。もえちん順当の番狂わせを見せろな!

11 STATEMENT

これも、ある時から急にフィーチャーされなくなったのは、ひかの離脱も影響あっただろうな。今の逆境に、ますます響いてくる歌詞なんだよね。明日から、仕切り直しでまた歌われる頻度は高まるのだろうか?

はなちゃんから、3Bjr時代からもここでは沢山歌ったけど、なにが一番好き?と振られたひっか、自分は歌ってない、アダムスキーもハイカラーラッシュもいいけど、やっぱり(さっき歌った)ベリメリが一番好き、と、目立つパートが好きだったギラギラしていた頃は忘れていないか、ならばこの場で卒業撤回、なんてことにはならずに、ひっかから、メンバーにはライブ終わりの楽屋で沢山泣くので、今は皆さんにメッセージを言わせてくださいとのこと。久々にメモ取ろうか?と思ったが、いやいや止そう野暮は。おそらく中身の殆どを忘れてしまうが、この時この場で聞いていたんだということを忘れずにいよう。ということで、一番強調していたのは、

ファンの皆さんに、
アイドルとして育ててもらった

ということだったかな。それだけファンの皆が大好きだったと。そして、明日からの自分の第2章に向けて、かつて全くパートも貰えなかったけれど、一番歌いたかったという、

12 はじまりのはじまり(ひっかソロ)

前奏で、アツくなった小生だったよ。

だけどここで
手を振る時が来た
涙は似合わない
新しいはじまりのはじまり

下で見ていた4人、冒頭で、心は離れているだろう、なんて書いたが、それはあるかもしれない。でも、ステージに戻った表情には、ひっかの独唱に、苦楽を共にした日々が甦ったんじゃないかしら、そう思わずにはいられなかったね。

そしていよいよ、アイドル大平ひかるの、ひとまずは最後の曲。この曲でのひかは、手振りが、いわゆる猿腕で誰よりもしなって残像を描いていたのが印象的だったのと、なにより、既に歌唱力が良化した後で歌い初めた曲だから、うわ、ひっかうまくなったなあ、よりも、ひかはうまいの元からだよ、と思えたね。そのラストも、いつもどおり一杯に手を反らせて歌い上げた、

13 明後日の方向へ走れ

で約6年か、その活動を終えてマイクを置いたひっか。お別れはゆっくりと花道を練り歩き、真ん中で挨拶をし終えたら、ファン有志が数百個作ったんだろう、ライブ中にみんなで振っていたハート型のピンクライトを皆がひっか目がけて投げつけた!おいおい、みんなそんな恨みかよ、出禁どころか業務妨害、と思ったその時!それは筒の中に入っていたらしい、

無数のピンクの紙テープ!

そう、あの女子プロレスのシードリングでも投じられる、あれが仕込まれていたの!粋とはこういうことを言うんだろうな。で、自分には絶対出来ないことだな。だから俺はしがない雑文で、ひっかの軌跡を残そう、それが分相応ってもんだなwww。そしてテープまみれのひっかが、

助けて、ヨシちゃん!

と呼び掛けたら、なんと女限最前から、ひっか!と応えたのが、

世志琥!

ありがたいね来てくれていたんだ。アイドルになる前の大平ひかるを知る者だから、大平ひかるに戻っても受け入れてくれる人がいる、これは心強いな。前途は明るいね。そして、誰も泣くまい、と誓ってもいたんだろう4人からも、ついに、はなちゃんひとり涙で、ごめんね、とひっかと固くハグ。なにに謝ったのかは、これも野暮だな、聞くことはないだろうが、やはり、最後に、はなちゃん代表で、「心」が込められたのが素晴らしかったよ。
先に坂を上がり、明日からの4人への進化に向かうため、ライブ後のチケット手売りの準備で帰ったメンバーと分かれ、ひとり、帰りたくないを連発するひっか。いつまでも振り返っては、ありがとう、そして、またね、を繰り返しながら15:00、ついにその姿を消したところで小生も園を後にする。

小学生から高校生の間に、社会人としても、酸いも甘いも体験して、時に笑い、泣き、すでに大人としても進化したひっかに、改めて敬意を表したい。この世界にまた戻るもよし、大平ひかるに戻ったまま、第2章を進むもよし。あなたの苦楽は、きっと活かされることでしょう。

さようなら、大平ひかる!
ありがとう、ひっか!
その人生に幸あれ!