愛来 サムライロックオーケストラ「オズの魔法使い」山梨公演(7/8)観賞記 | モノノフLv.1のブログ

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埼玉の最東・新三郷駅から山梨県に電車で向かうのに一番早いのは、一見新宿出てから特急に乗る、と思ってしまうけれど、実際は武蔵野線に1時間弱揺られて乗り継ぎで立川に出て、そこから特急に乗るのが良い、と何回検索してもそう教えを乞うたので、そこは忠実に従い15:52発かいじ号に乗車。

 

はちみつロケットのリリイベに、予定外の長居をしたため1本後の特急では17:00の開演には間に合わず、甲府駅を降りタクシーで向かっても、

コラ二―文化ホール現着は17:15。でも、そんなこともあろうかと、予め押えていた座席は通路の最端で、狭い足許を"すみません"なんて恐縮することなく、しかも今日は3列目の下手最端は、入口側からすぐの列なので、開演中でも迷惑は最小限で着席。すると劇は、どうやら山城・ブリキのきこりと出会ったところまで進行しており、何はともあれ、

"駆けつけ1枚"。

 

もう5公演目の観賞で、当然ながらストーリーに大きな違いはないので、今回は素人の、いくつかのポイントごとの感想でも綴ろうかしら?ということで、まずは当然愛来ドロシーから。

 

副村長のドロシーを観るのは2公演目なので、前回の初演時とはどう違うか、なんてことも当然視点にはなっていて、とくにそれから大阪2日目、神奈川・大和、奈良と彼女自身は通算5公演目で、毎回観賞している副村長推し諸兄姉の「表情が自然になっていて"余裕"というかゆとりが出ている」という主旨の評価はいかがなものか?と自分なりに観たのだが、

 

おっしゃる通りでした!

 

端的にいえば、共演者との舞台裏でのコミュニケーション向上なんだろうとは思う。ブログで、ちょっとした勉強を教わったりゲームに講じたりと書いていたものが、劇中、とくに渡邉トト・山城きこり・菊池かかし・金子ライオン等ストーリーでも一緒に西の魔女を倒すべくパーティを組むメンバーとは、お兄ちゃんやお姉ちゃんに接するような表情が観て取れた。それが他の場面の表情にも繋がって、副村長ではなく、ドロシーとして楽しい、というものになっているという諸兄姉の評価に小生も同意した次第。

ごめんなさい、ホント写真はしない人間なので、これじゃ分かんねーでしょうが、とくにツイッタ―には、そうした彼女の自然な表情が上がっているでしょうから、そちらを拾ってみてください。

そして、彼らとの仲が良くなって、彼女の、少ないながらの"アクロバット"も、心なしか上達したんじゃないかな、と思ったりもした。カーテンコール後の大縄跳びで、ドロシーは自分も縄跳びしながら大縄跳びも跳ぶのだけど、

(跳んでるところが無いなら無理に貼るな!)

大阪初演ではタイミングを何度も見計らっていたのが、今回は、数えること2回くらいだったかな、スッという感じで難なくクリア。休憩後の最初の登場は、パーティ達は当然前転・バク転・バク宙の中、彼女は後方から飛び出て側転するんだけど、

(これもその直前しか撮れない愚か者)

その動きも大きく感じたね。

そしてもちろん、

このシーンも。これは支えてくれる彼らとの信頼が増幅するほど、より高く遠くを見ようという気になるんじゃないかしら?

その点、高井千帆・ちぃちゃんは、2公演目も初演から2か月空いていて、むしろ前回を超えよう、より上手く演じよう、という意識があったかな、と感じたのとは対照的といえるかしら。ちぃちゃんは年内10月でようやく5公演目に到達するので、その辺はハンディかもしれない。とにかく共演アスリートとのコミュニケーションを自分で切り開けるかじゃないかな?えっ、玉井詩織さん?近江八幡公演?まあ、あの人は大丈夫でしょう。第一、

 

チケット争奪戦でしょ、観られないからwww

 

続いてはアスリートの皆さん。って、運動力ゼロがどうのこうの、なんて当然言えないので、こればかりはもう、一度はライブで観てくださいとしか言えないなあ。

(カリダ川原"出初式")

(菊池かかしの"踏み切り"って、これも撮るのそこじゃねー)

おそらくこの二人にとっては、このポールの本数と跳び箱の段数が、安定した"成功"を披露し続けるための最大値で、実際競技なんかだと当然もう1本、もう1段となり、そこでは失敗もするんでしょう。でも、彼ら含めて、ステージでは自分の限界手前の技術で大丈夫と思われることが、プレッシャーや緊張感にならないのかな?どう克服しているんだろうかな?というのを思うばかりだね。もちろん練習あるのみではあると思うんだけども・・・。

 

あと、アスリート以外の出演者、オズことマギー審司さんにも触れておこうかな。ハラハラと緊張の緩和剤、文字どおりのコメディリリーフで、富山の時のように音響トラブル等では今後も重宝されるでしょう。マジックや子供との掛け合いは、これも観てくださいというところで、とにかくアドリブだよね。この日も、ここは緞帳の弾力が強くて、手にしたトイレットペーパーが、だます子供の目線に入るくらい跳ね返ってくるのを上手いこと回収して笑いを取るなんて、とくにちぃちゃん!盗むべきはここだよwww。

 

そして、この甲府公演から、いや大和あたりからかな?これまでは坂井・西の魔女を倒し、オズマギーのダメさを見切り、黄色の笛で益田野ネズミを呼んだ後、菊池かかしの跳び箱だったのが、ここでトランポリン(武藤さんという方)を利用した、5色のパレットを完成させるために上空から垂れ下がるアイテムを彼が取っ手て成功させる、というパフォーマンスが加わったね。だから最初小生は、菊池さんお役御免じゃん、と勘違いしていたんだけど、その後に跳び箱が来たから、副村長ドロシーにサイン貰った後、今日は菊池さんがサイン会にいたのでその旨ツッコんだら、無いわけがないじゃないですか!と爽やかな好青年でしたなwww。二人のドロシーに「8段くらいは跳べるように指導してください!」ともお願いしておきました。

 

公演自体は、来週の関西三重3公演を副村長が務めたら今度は高井ドロちぃの9月越谷までしばらく中断。小生次は、そのドロちぃの東京・中野公演あたりを覗いてみようかな。