「残業ゼロ」の仕事力 吉越浩一郎
「完全ノー残業」で19期連続の増収益を達成した、トリンプの元社長・吉越浩一郎氏の著書。
日経の「平成の名経営者100人」の一人にも選出されています。
これだけの実績を残されながら、60歳で社長を引退し会社もすっぱり辞められ、本生(定年後の本番の人生)を過ごされているそうです。
そのかわり、60歳までの実績はちょっと変わっているようにも思いますが、信念を貫き通した強さを感じます。
「早朝会議」・・・問題は分けて考える、デッドラインを必ずつくり守る、2分で結論を出す
「完全ノー残業」・・・そのための徹底したしくみづくり、成功するまであきらめない
「頑張るタイム」・・・午後の2時間、おしゃべりも禁止で集中!
短時間で、いかに生産性をあげるか! ここに焦点をあて、社員のどんな反発にも「負ける気がしない」
と信念を貫かれていたそうです。
私の前職場では、会議はダラダラ、残業しない奴は認めない! そんな感じでした。小さなベンチャー企業でしたので、社員にも問題がありますが、一番は社長の誤った考えが浸透していたからだと思います。
集中して仕事して、定時に帰る・・・そんなスタンスでいると、周りは残業しているのにチーフマネージャーが定時帰宅とは
なんて、怒られてました。
でも、これって生産性が低くなるのは当然ですよね。
吉越氏のいう「よいと思うことは徹底的に真似る=TTP」は、私も、同感
ノー残業&頑張るタイム・・・私も真似します 