御崎神社の白蛇さまはいったい何を見ていたのかとずっと気になっていた。
すると
「海流の変化」を見ている、とのお応えが。
海流の変化はこれまでの長い時代の中でも度々おこっていたそうなのだけれども、それは地球の状態の変化に伴って長い時をかけて起きていた事なのだそうだ。
だが今の変化はあまりに急激で、海の中を海流というエネルギーが暴れまわっているような感じらしい。
イメージとして何匹もの海の大蛇が激しくぶつかり合い、絡み合い、行き先を見失っているような。
その乱れたエネルギーが影響して様々な自然災害をも引き起こしているのだとか。
息吹きの乱れも同調して、人間の精神や体調に乱れを及ぼし始めているらしい。
海の中の生物もそれと同じ。
ありえないと思われていた事が海で起こってきたら人間にもハッキリとした異変が表れるそう。
神々がこの地を去っていくのは日本人を見放したというよりは、神々の力(信仰の力)が薄くなってしまった(弱まったとは違うらしい?)からなのだとか。
神様は人を救わない、それは以前から話してきた事なのだけれど、大地(動植物)を、空気(息吹き)を、海(海流)を、うまく循環させてくださっていた事は大きな意味では人間を守ってくれていた事にも繋がっていたはず。
この急激な変化は果たして本当に人の文明が発展したことによる弊害、温暖化現象が原因なのか?
私には分からない。
御崎神社の白蛇さまはそれでも見続けていくそうだ。出来ることは微々たる事だとおっしゃっている。
もし、もしもこのブログを読んでいる方で、御崎神社に行く人がいたら、切り立った崖の中腹に建つ祠の方を拝んで欲しい。
そこに白蛇さまはいらっしゃる。
薄くなった信仰、それでもそこにとどまって見守ってくださっている御方がいる。