いい男。 | SHOW-ROOM(やなだ しょういちの部屋)

SHOW-ROOM(やなだ しょういちの部屋)

芸能事務所の実録長編小説「夢に向かって!」その為短編2冊が電子書籍にて絶賛発売中!
https://bookwalker.jp/search/?qcat=&word=%E7%B0%97%E7%94%B0%E5%8B%9D%E4%B8%80&x=0&y=0

理想の男って、普通は父親がそうなのかな?


俺は子供の頃に両親が離婚しているから、父親のことはよく知らないので理想とならない。


そこで、これまで出会ってきた男の中に「いい男」と思った人はいるのか考えてみた。


ただ、それはその人の全てを「いい男」ということではなく、側面から感じた一部に対してそう思っただけの人もいる。


とりあえず時系列で・・・。


1.学生時代に四谷三丁目の喫茶店でバイトしていた時に客として来ていたヤ◯ザの組長・・・ではなく、時々一緒に連れてきていた下っ端の組員のひとり。


彼は毎日のように組長について来ていた3人の下っ端の中のひとりだったAという組員。


当時まだ学生だった俺と同年代と思われる3人組が、いつも組長から離れた席で座っていた。


組長はいつもカウンターに。


組長は我々スタッフとたわいもない世間話をするほど気さくな人で、我々には全く横柄ではなかった。


で、下っ端3人組のテーブルにオーダーをとりにいくと、ザラメの砂糖をぶつけ合ってふざけながら「あ、俺コーヒーね!」「あ、俺も!」と、タメ口でつっけんどうにオーダーを伝えて来る2人とは違い、いつも落ち着いた口調で「俺もコーヒーで」と、静かに落ち着いた口調で静かな笑みを浮かべながら控えめなAがいた。


3人共パンチパーマに上下白いジャージという同じ服装なのに、Aだけは他の2人とは違った空気感があった。


そして数ヶ月後、組長がいつものように来店。


その日はいつもの3人組ではなく1人だけ連れて来ていたのだが、その1人は紺のスーツをビシッと決めたAだった。


ん?出世した?


やはり他の2人とは違う落ち着きがありルックスも2枚目だったので、その世界もまともな人が上に行くんだなと思った10代の俺だった。



2.続いて2人目は、俺が新卒で就職したホテルでの1年目に出会った。


BARに配属されていた俺は、フロント部門に行けず毎晩憂鬱な気分で暗い店内のホールにいた。


そんなある夜、黒人を含めた華やかな10人以上の団体客が楽しそうにテーブルを囲んでいた。


俺がホールを歩いていると、その中の上座に座っていた男性に「すいません🖐️」と、呼び止められたので振り返ると、右手にグラスを持ち左手をその底に添えながら「これもう一杯おかわり頂けますか?」と、凄く丁寧に俺の目を見ながら軽く会釈までしてくれていた男性。


それは、当時まだ20代の真田広之さんだった。


あんなカッコいい人がまだ新入社員の俺にまでそんな態度で接してくれるなんて、そりゃあ同性でも惚れてしまうわな。


舞台か何かの打ち上げで来ていたようだった。


俺が一瞬でも「いい男」と思った人はまだいたかも知れないが、長くなるのでまた機会があれば🖐️


漠然と俺が「いい男」と思う人の基本は優しい人。


相手の気持ちがわかる思いやりのある人だと思う。


だから、女子供に手を挙げる奴、飲食店やコンビニ、タクシーの運転手さんなどに横柄な態度をとる男なんて、いくら外見がカッコ良くて仕事が出来てもクズ男だな。


そんな思いの中で俺が書き上げた「満面の笑み」は、理想的な男性像から生まれた物語なのだと思う⬇️




💰ポイントGET💰