その気持ちがわからない。 | SHOW-ROOM(やなだ しょういちの部屋)

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とあるオフィスビルの前に、トヨタセンチュリーが停まった。


運転席から白髪混じりの年配の男性が降りてくると、すぐに後部左のドアを開けた。

 

すると、運転手と同年代に見える男性が降りて来た。


よくある社長の出勤シーンだが、俺はこんな2人が嫌いだ。


えっ?運転手まで?と、思うかも知れないが・・・。


昔、何処かの会長とやらの車に乗せてもらったことがある。


車が停まっても、運転手がドアを開けるまで待っている爺さんだった。


身体はドアに向けてひねり、手はドアにかけている体勢なのにわざわざ運転手が開けてくれるのを待っている。


そんな体勢で3秒待つくらいなら、サッサと自分で開けて降りろや!と、思ってしまう。  


また、そんな社長や会長達の運転手を何人か見て来たが、常にそのお偉いさんの顔色を伺い機嫌をとりながら尽くしている様が、まだ若かった俺には不快に感じた。


いや、未だ不快に思う。  


まず俺が大企業の会長なら、ドアくらい自分で開けてサッサと降りる。


なんなら運転手なんかいらない。


運転手の立場になったとしたら?いや、そもそもならない。


横柄な人間が嫌いだし、常にゴマスリ人生も嫌いだな。


いずれにせよどちらの気持ちも俺には分からない。




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