ホテルマン時代の話。 | SHOW-ROOM(やなだ しょういちの部屋)

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外資系ホテルの新入社員だった時、BARに配属されていたので夜食が支給されていた。

だが、それは見るからにまずそうな仕出し弁当で、俺は毎晩ほとんど完食することはなかった。

23時にロビーラウンジがcloseする時、ラウンジのスタッフが余ったケーキ🍰を捨てて帰る為、ケーキが食べたい日は捨てないで冷蔵庫に入れておくように頼んだり、上にある中華キッチンやコーヒーハウスのキッチンにBARの客のorderを装って、自分が食べたいあんかけ焼きそばや焼売、ナシゴレンやBLTサンドなどを入手し、休憩まで裏に隠して食べていた。

またある時は、キッチンのデカい冷蔵庫の中にある生ハムやらハーゲンダッツなんかもコッソリ食べていたけど、これらは勿論!先輩から伝わったこと。

シティーホテルならではの内緒話かな。



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