一般企業はテレワーク、飲食業界は休業や短縮営業となり、今後の存続が危うい企業や店舗もあるらしい。
学校もオンライン授業が始まってる。
極端なことを言えば、一ヶ所に人が集まらなくても成り立つんじゃん?
この先、学校も無くなるかも知れないと、極端なことを言っている友人もいる。
今の子供達は塾に行かないともろ受験に影響が出るどころか、学校の勉強は受験とは関係ないと言うのは子を持つ友人は言う。
それなら本当に学校なんか意味無いね。
家庭で最低限の躾をし、あとは塾だけに行っていれば高校も大学も受験出来る時代になったりして。
芸能界も、プロダクションの存在価値が危ぶまれるのも時間の問題とは俺の主観だが、そもそも今までは大手の芸能事務所だけが優遇されていた。
大手に所属しているタレントは小さな事務所よりも大きな仕事、自分がやりたい仕事が出来るからね。
だけど、それは事務所側が「このタレントを売り出そう」「このタレントは今が旬」と考えた人材のみで、その他は所属はしているものの生活が安定出来るほど仕事がなかったりするのも事実。
そうなるとどうなるか。
それは自分が本来やりたくない仕事でもやらなくてはならなくなる。
事務所は利益を上げたいから、本人がやりたくない仕事でも押し付ける。
例えば、女優のみでやっていきたいのに、水着やグラビアなどを戦略としてやらせたりする。
いくら女優になる為の戦略といっても、グラビアだってライバルで溢れ返っているから、大手の事務所でさえ難しくなっているのが現状。
ならばYOU TUBEで自分で稼ぐか、フリーでやっていくかと考えるも、1人で仕事を取れる営業力はない。
やはり大きな事務所に所属したまま自分が売れる日を夢見て、嫌な仕事でも我慢しながら待つようになるのだが、そんなに甘くないのが芸能界だ。
あっという間に時は流れ、10代から大手事務所に所属してから10年以上が経ち、芽が出ないままアラフォーになってしまう方が多い。
いずれにせよ、これまで各テレビ局が大手事務所に忖度し、大手事務所はテレビ局や広告代理店の有力者を接待責めにする時代は終わると思う。
両者共に無駄な神経も経費も使う必要がなくなるってこと。
いくら接待されても、新たな番組が作れないからタレントを起用できる場所が無いし、テレビ局が大手事務所に忖度する必要性も無くなる。
映画も、出来レースや大手事務所と組んだオーディションではなく、監督が本当に起用したい役者のみをキャスティング出来るものとなる。
これからは営業力があるタレントは個人で活動し、事務所に守られながら仕事したいというタレントは、本当にやりたい仕事だけを提供し、嫌な仕事は押し付けないアットホームな事務所に所属する者が増えそうだ。
結果的に、これまでの実績や事務所の大小は全く関係のない芸能界になるのではないだろうか。
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