尊敬する人たち。 | SHOW-ROOM(やなだ しょういちの部屋)

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先日、鹿児島出身の若者と出会った。

まだ24歳。

そして驚いた!

彼は11人兄弟だという。

下はまだ小学生にもなっていない弟と妹がいる。

しかも、両親は俺より年下。

父親は大工さんで母親は専業主婦。

いやぁ、ビックリした。

この時代にそんな大家族が存在しているとは。

共働きでもカツカツの家庭が多いし、俺なんて独り身でもカツカツだ。

それなのに、11人もの子供たちを養う父親は尊敬するね。

友人にも4人の子宝に恵まれているところがあるけど、それの3倍近い数だもんな。

思えば、俺の母親は6人兄弟の長女で、その中の4人が大学へ行った。

進学しなかったのは母と、そのすぐ下の弟である長男のみ。

その4人に仕送りをする為に、祖父母は家の裏の畑で野菜を作り、時には子豚を数頭育てたりして足りない仕送り分を捻出していた。

当時はまだ小学生だった俺は、夏休みに祖父母の家に遊びに行けばスイカやメロン、トウモロコシなどをたくさん食べれたし、可愛い子豚がいる!と、楽しい子供時代だった。

祖父は小学校の校長だったけど、今考えるとそれでも4人の子供を青森から東京の大学に行かせることは、家計的に大変だったから農作物や子豚を育てていたのだろう。

今も昔も、子供を育てている人には頭が下がるよ。

更には、その大学生だった叔父や叔母たちが、途中から母子家庭となった俺に野球のグローブやローラースケートを買ってくれたり、アイススケートやスキーにも連れて行ってくれ、毎年お年玉までたくさんくれていたことには未だに感謝しているし、やはり尊敬します。

それにしても、11人兄弟はビックリだな。




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