46年ぶり。 | SHOW-ROOM(やなだ しょういちの部屋)

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地元の駅近くに同級生の家がある。

家といっても雑貨店。

それも今は立派なビルになっている。

小学校1年生の3学期から、俺は隣町に引っ越した為に2年生から転校することになっていて、残りの3学期だけは田園調布から自由が丘の小学校まで通うことに。

それでその中間にあった同級生の家に寄ってから一緒に登校していた。

で、よくその同級生の家の前を通るのだが、先程は店先にセレブ感漂う大きめのサングラスをかけたご婦人が出てきた。

そして一瞬、目が合った。

同級生の母上様ではないか!

元気そうでなによりである。

何十年ぶりなのに、同級生の母親でも意外に分かるもんだ。