3週間ぶりのミサ。 標高高い軽井沢もようやく新緑のシーズン。
3週間前までは、まだ教会の裏に雪が残っていたんですが、今はすっかり若葉が芽吹いてました。
この私達の教会は、旧軽井沢銀座の奥にひっそりと建っている木造建ての小さな教会。『ショー記念礼拝堂』。
この教会は、軽井沢を避暑地として世に知らしめた、A.C.ショー氏が宣教師をしていた教会で軽井沢最古の教会と言われている歴史ある教会なんです。
私達夫婦は3年前の5月に軽井沢に遊びに来ていて、何気なくここの前を通りがかりました。 以前にも何度か来たことがあったのですが、その日は何故か建物の中が見たくなって見学をすることにしました。
誰もいない教会はとても静粛で、時折小鳥の鳴き声が聞こえてくるだけ。
私達は、備えてある礼拝用の椅子に座り、だだ黙ってその中の空気に触れていた。
何故か分からないけど、不思議なくら居心地が良く、気が付くと30分間位時間が経っていて驚いた。
その間二人は全く言葉を交わす事も無く、でも何かを考えている訳でも無く、ただ座っていました。
教会を出たあと、旧軽銀座で少し買い物をして喫茶店に入りコーヒーを飲んでいると、何故か突然「クリスチャンになりたい」という感情が体の中から湧き上がって来る様な不思議な感覚を覚えました。
元来私は、「宗教」に関心があり、道元や良寛等が好きで禅道場へ通ったこともありました。
また、キリスト教に関しては、16年間外国で生活していたので、教会はごく身近な存在という感覚がありましたが、何か「一つの宗教だけを信じる」という事には全く関心がありませんでしたので今まで無宗教者でしたの、「クリスチャンになりたい」という突然の自分の想いに驚きました。
「さっき教会を見て来たので、一過性の想いだろう」と思ったのですが、その想いは消える事なく、なんか「美しい女性に一目惚れ」したような感覚で、ついに家内に「クリスチャンになりたい」という気持ちを打明けていました。
家内は驚くかと思いましたが、冷静に黙って聞いてくれ、しばらく考えた後、「私も同じ事考えていた」
と言い、私は「狐にでもつままれている」ような気分でした。
家内もそれまでは全くの無宗教者で、むしろ宗教活動等にはかなり抵抗を感じるタイプでしたので、本当に驚きました。
私に気を使って云っているのかと思いましたが、、家内は、真顔で「教会で座っていたら、なんだかわからないけど。とても優しい気持ちになって、心が洗われたような感覚を覚えた、そしたら急に教会へ通いたいという気持ちになった。」と言いました。
正にイエス様が導いてくださったとしか考えようが無い体験でした。
その後、1ヵ月経った後も私達の想いは変わることなく、むしろ本気で勉強しようと考え、インターネットで教会の電話番号を調べ、牧師に会いに行くことになりました。
牧師に私達の体験とクリスチャン志願の気持ちを伝えると快く歓迎して下さり、それから1年間、毎週礼拝に行き、礼拝日とは別の勉強会を月に1度私達の為に開いて下さり。 昨年の10月に洗礼を受けさせて頂きました。
今考えても、とても不思議な体験でしたが、「イエス様が導いて下さった」と心から感じています。
今では日曜礼拝はすっかり生活の一部となり、残りの人生を「クリスチャンとしてどう生きて行くか」を考え毎週礼拝に通っています。
次の日は「金環日食」長野県では完全な金環日食が見れないという事で、ミサの後東京へ行き次の日、本当にきれいな金環日食を見る事が出来ました。





















