小説版:『ランドスケープ』vol.3 ~オリエンテーション期間編~!! | R.Gallagherの世界一面白いブログ!!

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履修するカリキュラムを自分で決める実際の授業のオリエンテーション期間には、特に頭を悩ませる事もなかった。

私はノエル・ギャラガーやリアム・ギャラガーと同じぐらいにミハエル・シューマッハーが大好きで日曜日はF1のテレビ中継を深夜まで観る事が多いから月曜日は授業を取らない代わりに、火曜日から土曜日までのカリキュラムを組む予定を立てた。

講義要項を熟読しただけの段階で、火曜日は2限も3限もドイツ語で、水曜日は1限が夏目漱石の『倫敦塔』を精読するプロゼミの町田先生の授業で2限が英語で3限が『三四郎』のプロゼミで、木曜日は2限が例の文学とドラッグの相関を検証するプロゼミの担当だった野上先生のジェンダー研究の英語の論文を輪読する授業と3限もその先生の『機動警察パトレイバー』とかのアニメにも触れるメディア論の授業で、金曜日は2限の町田先生の明治以降の近代文学に関する特別講義で、土曜日は2限も3限も一般教養の哲学系の授業を履修する事に決めた。微調整は有るかも知れないが、多分この通りになるだろう。

外にも選択した授業は幾つか有ったが、それらは内容や雰囲気が退屈で早々に行かなくなった。

私は高校時代に英語や国語の定期試験でクラスで1位を獲る事も多かったし、難解そうで本格的なジェンダー研究の英語の論文を輪読する授業にも参加するのだから大学での第一外国語にはドイツ語を選んだ。

F1の公式記者会見ではミハエル・シューマッハーも英語で喋っているけど、彼の文化的ルーツを理解がしたいからドイツ語の授業を選んだ部分も強く有った。

初回のドイツ語の授業の前に生協とは別に特設された教科書売り場の教室に行くと、意外にもドイツ語の教科書が既に売り切れていた。
再入荷はいつなのかとかの詳細を訊く時間もなかったからどうなるのかの不安を抱えたままドイツ語の授業の教室に向かった。

女性の担当教官が教室に入ると、自己紹介もそこそこに、教科書が品薄で売り切れてしまっているらしいから、買えなかった人は近くの席の持っている人に見せて貰うようにと促した。

私は教壇の真正面の席に座っていたんだけど、周囲を見渡すと細身で長身の小洒落た服装でイケメン風の先輩が近くにいたのでその人に見せて貰う流れになった。
「すみません、失礼します」と私は言った。
「いいよいいよ、気にしないで」と、如何にも女に馴れてそうな優しげな声色の話し方でその先輩が応えた。
2限が終わると「ありがとうございました」と手短にお礼を言って、私は教室の外に出た。

バンドサークルの部室に行くと、何人かの先輩や同級生と学食でお昼を摂る事になった。

特別食べたいものもなかったので、一番安いカレーライスを私は選んだ。

テーブルに着くと食事と雑談が始まった。
「真実ちゃんはさあ、ウチのサークルで何がやりたいの?」
「オアシスのコピーバンドがやりたいです」
「パートは?」
「ヴォーカル」と、体言止めで私は応えた。
「女の子なのにオアシスを歌いたいんだ」と質問した先輩が苦笑して「オアシスのコピーバンドならさあ、先輩が既にやってるよ?」と続けた。
「え、そうなんですか?」
「今度、サークルのライヴが有るから観に来なよ?」
「はい、そうします」
「楽器は何か演ってるの?」
「エピフォンのレス・ポールを持ってるんですけど、Fに手こずってるレヴェルです」
「へえ、黒?」
「はい、黒です」
「学校には馴れた?」
「雰囲気は、掴めて来ました」と私が応えると、
「応えが抽象的だなあ」とその先輩は更に深く苦笑いをした。
「オアシスやるなら、俺ギター弾いてもいい?」と、同席していた茶髪の男の子が急に話に入って来た。
「え、1年生ですか?」と私は確認を入れた。
「うん、オアシスいいよね」
「じゃあ、お願いします」としか返しようがなかった。
「あー、先越された。じゃあ、俺はドラム!」と、何度か言葉を交わした事が有る別の同級生の男の子も会話に加わった。
「え、ギターもドラムも出来るんですか?」と私は訊ねた。
「高校でバンドでオアシスのギターをコピーしてた。ドラムもちょっとなら叩ける」
「じゃあ、お願いします」と私は応えた。
「スゲえ、真実ちゃんモテモテじゃん」と、先輩が私を冷やかした。
「そういうんじゃないですよお」と私が謙遜をすると、その場が爆笑の渦に包まれた。
「真実ちゃんさあ、今日の飲み会は来れる?」とその場を仕切っている例の先輩が訊ねた。
「え、今日も有るんですか?」
「うん、4限の後に」
「あ、今日は大丈夫です。行けます」
「良かった、ちゃんと来てね?」
「はい」と私は応えたが、本音としては私がこのバンドサークルでやりたいのはオアシスのコピーバンドを組む事と定期的にスタジオを使える事だけだった。
でも大学のサークルでは親睦を深める事や協調性を求められる事にもある程度までは順応出来ないと駄目なんだろうなとも感じた。

部室に戻ると、別の先輩や新入生が何人かで談笑をしていた。
「アレ、さっきドイツ語の授業にいましたよね?」と、初対面で全身を赤を基調としたコーディネートの色白で薄い顔立ちの女の子に訊かれた。
「はい、でも教科書が売り切れてて」と言葉を濁すと、
「私、教科書持ってますよ?」とその女の子が会話を拡げてくれた。
「え、見せてくれますか?」と私は返した。
「もちろん、いいですよ」とその女の子が応えてくれた。

昼休みが終わってドイツ語の授業の教室でその女の子の隣に座ると、2限で教科書を見せてくれたイケメン風の先輩に切なそうに見つめられたから、私は申し訳ない表情を作って会釈をした。
(続く)

 

 

【主なお薦めミュージシャンのリスト】

ノエル・ギャラガー
バーナード・バトラー
エドガー・ジョーンズ
(エドガー・サマータイム)
ポール・ウェラー
ジョニー・マー
ジョン・スクワイア
リー・メイヴァース
スティーヴ・クラドック
マーク・コリンズ
マーティン・ブラント
ザック・スターキー
スティーヴ・ホワイト
レニ
フィオナ・アップル
キャット・パワー
キャッテル・ケイネック
ルイーズ・ウェナー
スターリング・モリソン
ニコ
キャロル・キング
マリアンヌ・フェイスフル


【ウイイレの僕のチームの選手一覧】
(※勿論、バイエルン・ミュンヘンです)

1.ノイアー
2.メルテザッカー
3.メッツェルダー
4.ラーム
5.フンメルス
6.ケディラ
7.シュヴァインシュタイガー
8.ノエル・ギャラガー
9.リアム・ギャラガー
10.野本亮一
11.クローゼ
12.バラック
13.シュールレ
14.ダイスラー
15.ゲッツェ
16.クロース
17.C.ロナウド
18.トーマス・ミュラー
19.ロイス
20.ポドルスキー
21.僕の弟
22.メッシ
23.エジル
24.クラマー
25.ドラクスラー
26.フリードリッヒ
27.ミハエル・シューマッハー
28.ラルフ・シューマッハー
29.本山雅志
30.シュターケ
31.ケール
32.キミッヒ
33.レオン・ゴレツカ
34.ユリアン・ブラント
35.松田直樹
36.ユリアン・ヴァイグル
37.大学時代のバンドのドラマーのI君
38.大学時代の一番の親友のN君
39.カイ・ハヴェルツ
40.楢崎正剛
(※このチームに大好きなシェフチェンコやラウールやテュラムが居ないのは、彼等がゲーム内で所属しているレアル・マドリードやACミランやユヴェントスでの存在の大きさをリスペクトしているからです。逆にC.ロナウドやメッシが居るのは、エディット機能で新規作成した選手だからです)


【好きな女性有名人のリスト】

TOKO(松山桐子)
日比美思
本田真凜
酒井夏海
玉田志織
竹内愛紗
平野詩乃
小貫莉奈
髙橋ひかる
生見愛瑠
古川優奈
蒔田彩珠
宮部のぞみ
石橋杏奈
蜂谷晏海
吉岡里帆
武田玲奈
唐田えりか
稲村亜美
馬場ふみか
新川優愛
新木優子
山崎紘菜
穂志もえか
宮下かな子
山崎あみ
郡司恭子
畑下由佳
岩本乃蒼
笹崎里菜
佐藤梨那
堤礼実
井上清華
森香澄
宮本佳奈
菅井友香
守屋茜
土生瑞穂
上西怜
高田秋
朝比奈彩
搗宮姫奈
渋野日向子
(※敬称略)


【最も好きな作家&人文学者一覧】

夏目漱石
芥川龍之介
太宰治
安岡章太郎
村上春樹
那須正幹
ゆうきまさみ
魚喃キリコ
ロラン・バルト
ジャック・デリダ
ジュリア・クリステヴァ
ゲーテ
ボードレール
ヘルマン・ヘッセ
ジェイムズ・ジョイス
レイモンド・カーヴァー
(敬称略)


【みすず書房さんから出させて頂きたい自作の小説一覧】

1.『短編集』として

・先生の御見舞い
・サンデー・モーニング
・ファム・ファタル
・アイル・ビー・ユア・ミラー
・カミング・アウト

2.『ロール・ウィズ・イット』

3.『ワンダーウォール』

4.『ドント・ルック・バック・イン・アンガー』

5.『オアシス・ギャラガー兄弟論集成』(※批評として)

6.『ランドスケープ』


【好きなファッションブランド】

ポール・スミス
リーヴァイス
アディダス
THE NORTH FACE


【好きな競走馬のリスト】

コントレイル
ワグネリアン
ナリタブライアン
ビワハヤヒデ
エルコンドルパサー
グラスワンダー
タップダンスシチー
ディープインパクト
オルフェーヴル
ジェンティルドンナ
サンデーサイレンス
ダンシングブレーヴ


【最も好きなお笑い芸人さんのリスト】

和牛
キャプテン渡辺
TEAM BANANA
スパイク
紺野ぶるま
河邑ミク
松浦景子
(※敬称略)


【恒例附記】

僕がノエル・ギャラガーにスカウトをされて、
プロのシンガーソングライターになれた場合の作品の構想は以下の通りです。


ソロ名義一作目:『モノローグス』
サンクチュアリーの一作目:『The Greatest Hits』

DISC1

1.First Words
2.Morning Light
3.黒いカーディガン
4.振り返ったら悲しくなるから
5.空の下で
6.美しい花
7.輝くために
8.影も視えなくて
9.冷たい女
10.償い
11.命綱
12.空を見上げただけだった
13.どんなことにも
14.奪還
15.生きて行くこと
16.不確かな予感
17.命綱(ストリングス・ヴァージョン)

DISC2

1.愛して下さい
2.ペルソナ
3.Crazy Love Melody
4.死に損ない
5.レクイエム
6.真実?
7.No More Dream
8.奏でるべきもの
9.ランドスケープ
10.ソング・オブ・ヴェスパ
11.光が射して
12.日溜まり
13.未来
14.永遠
15.ずっとそばに
16.オプティミスティック


サンクチュアリーの二作目:『シュトゥルムドゥラング』

1.ディスクール.1
2.ディスクール.2
3.フライング・アウェイ
4.スタンディング・アローン
5.シュトゥルムドゥラング
6.ジークフリート
7.汚れた指
8.エピファニー
9.リフレイン
10.恋は止められない
11.君のせいじゃない
12.ボタン
13.イマジネーション
14.虚勢
15.激情


サンクチュアリーの三作目:『トゥモロー・モーニング、(アイル・ハヴ・ア・フィーリング)ロスト・フォーエヴァー』

1.ありがとう
2.流れの中に
3.君を想って
4.ピュア
5.オーヴァーグラウンド
6.ブラックホール
7.イヴェント・ホライズン
8.ユニヴァース
9.青の座椅子
10.朝顔
11.昼下がりの背徳
12.流れた星が凍った夜に


サンクチュアリーの四作目:『完璧な幸せ』

1.ロックンロール・スター
2.情況
3.話していたい
4.何処にも行かない
5.少しずつ
6.残像
7.行かないで
8.贖罪
9.自由
10.世界の何処かに
11.晩餐
12.完璧な幸せ


サンクチュアリーの五作目:『New Songs』

1.希望の歌
2.生身
3.euphoria
4.朝の光の中で
5.桜
6.心の扉
7.甘い夜
8.虹
9.僕の世界の中心は君
10.君が欲しい
11.愛を求めて
12.君は知らない
13.心
14.Darkness
15.forbidden
16.ワンピース
17.歌姫


サンクチュアリーの六作目:『アフター・ザット』

愛?
ピエロ
迎合したって仕方がないから

ためらい
ヒロイン
クリスマスソング
君と話せて
夢に殉じて
小説みたいな僕の人生
シリアルナンバー
君に逢いたい
好きになって良かった君へ
君は正しい


サンクチュアリーの七作目:『失われた瞬間を求めて』

失われた瞬間を求めて
幻影
Crucial Moment
君の笑顔は虚飾がないから
純情
この恋はもう終わりにしてしまいたいから
君が緑であの娘が直子で
新しい歌
君は美しい
明日は逢えると願いたいから


サンクチュアリーの八作目:『本命』

本命
メビウス
ショートカット
魚喃キリコの漫画みたいに
今日は逢えると思ってなかった
プリンセス
ノスタルジー
嬉しい音楽が届いた夜には
感情
隙のない君
メランコリックな気分に浸って
敗北と訣別の中から
心変わり
夢の中で流れた歌より


サンクチュアリーの九作目:『スタンディング・フォー・ザ・ネクスト・ジェネレーションズ』

君にロックを救って欲しい
スタンディング・フォー・ザ・ネクスト・ジェネレーションズ
リテラシー
愛の証明
月に一度の君
正し過ぎるのは疲れてしまう
君の存在を侮っていた
落陽
Anyone Can Be Kurt Cobain
君が何とも思ってないって


サンクチュアリーの十作目:『アウフヘーベン』

アウフヘーベン
カタルシス
杏奈
歌にならない恋はいらない?
HEROES
バレンタイン
君の香り
Feelings
デジタルタトゥー
ホワイトデー
美しいものだけが正しい
一番大事なもの


サンクチュアリーの十一作目:『Under the Sun』

Under the Sun
ホライズン
あの娘に逢いたくて
好きだよ?
「逢いたい」と「逢いたくない」の間
空の飛びかた
Distance

実存
レーゾン・デートル
愛していたい
猫背
明日はわからない
Endless Days


サンクチュアリーの十二作目:『憧憬』

憧憬
変わらないもの
生きる歓び
感傷
少年の日の思い出
邂逅
宿命
君の面影
反芻
終焉
反転
幸福


サンクチュアリーの十三作目:『Explosion to the Out』

フィオナ・アップル
追い駆けたい
BAR通い
君を想っていた頃の
そしてまた、ロックンロールが響き渡る
アンビヴァレンス
愛が拡がる
意識の流れ
切ないスパイス
きっとまた逢える
閃光
君でなければ
ずっと優しい君でいてね
一刻一秒
歌に換えても
確かな愛を君に持ちたい


サンクチュアリーの十四作目:『The World's Falling in Love with You』

The World's Falling in Love with You
Memories
Alone Times
Stray Sheep
Invisible Lights
Ideal Girl
My Dreams Live Forever If They Don't Come True
Spectacle
Déraciné
Remember Crying
By Yourself
My Future is Yours
Right Here, Right Now
Shining with You
Over There
True Romances


サンクチュアリーの十五作目:『ユートピア』

ユートピア
フォークロア
Pedantics
エッセンス
旋律
正しい人
エクリチュール
差延
リスタート
杞憂
揺れない心
破動
嫌いになれたら
女神(ミューズ)
逢瀬
ディアローグ
ドラマツルギー
命懸けの跳躍
感嘆
鼓動
夢物語
桃源郷
舞姫
Theme of Love for You
マーメイド
美貌
笑顔がいつも弾ける君
フォトジェニック
New My Radio Star
君の笑顔で世界が輝く
You're My Light Shining White
知的で愛しい君を想って
時代のヒロイン


サンクチュアリーの十六作目:『Breaking Boundaries』

Breaking Boundaries
You Are So Sweet
I Wanna Be By Your Side
There Will Be Love Again
You've Made Me Read The Books
Missions Completed
This Romance Must Go On
Liaison
Can I Stand By You Always Forever?
Live Together