小説版:『ランドスケープ』vol.2 ~プロゼミ選択編~!! | R.Gallagherの世界一面白いブログ!!

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大学の入学式の翌日はプロゼミを選ぶためのオリエンテーションだった。

プロゼミというのは1年生向けのゼミで「コアクラス」とも称されるこのスタイルの授業を日本で設けたのは本学が初めてだったとオリエンテーション資料には書いてあったんだけど、大学という空間に身を置く事自体が初めてな新入生にそんな事を説明されてもピンとは来ないし、外に比較対象もないのにとその説明の意図が私は若干不思議に感じた。

入学式の日に配布された紙袋の中に入っていた分厚い講義要項に目を通すと、プロゼミとして紹介されている授業の中では、夏目漱石の『三四郎』をメインテクストにする授業と、文学とドラッグの相関を検証する授業と、ルポルタージュの有効性を確認する授業の三つが気になっていた。

いざプロゼミ選択のオリエンテーションが広めの教室で始まると、最初に文学科の教員全員が自己紹介をした。

ほぼ全員の教員が当たり障りのないコメントを披露する中で、例の文学とドラッグの相関を検証するプロゼミの担当教官の一際威勢の良い自己紹介が酷く印象的だった。

「新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。これから一緒に楽しく文学を学んで行きましょう」とその担当教官が張り切って挨拶をしたんだけど、「入学おめでとう」と言われても少しも嬉しくない大学というのも珍しいなと私は感じた。

学部長の基本的な説明が一段落すると、プロゼミの各担当教官の説明を聞く時間になった。
話を聞けるのは3人までだが、私は最初の直感を頼りに例の三つのプロゼミの担当教官の話を順番に聞いてみる事に決めた。

夏目漱石の『三四郎』のプロゼミの担当教官が待っている教室の中に入ると、まだ私の外に新入生は一人もいなかった。

「一番乗り、一番乗り。座って下さい」と、初老の担当教官が私の右肩をポンポンと叩いてから一番前の教壇の真正面の席に手招きをした。

異性の教官に肩を触れられても不快感が微塵もなかったのは、その先生が卑猥な思惑で私の身体に触れた訳では決してない事が直ぐに感覚的に理解が出来たからだ。

それから続々と別の新入生も教室に入って来て満員になると、授業内容の説明が始まったんだけど、自分は元々は東京都立高校の夜間部の教員で、その後は北海道の私立大学で教鞭を執って今年度からこの大学に異動して来たとその教員は話を続けた。
「一番乗り、一番乗り」と私の右肩に触れた瞬間の何処か不安げな雰囲気には、赴任して来たばかりの大学で初めて接する学生に対する緊張感が内包されてもいたのだろう。
説明を聞く限りでは授業の内容にもその教官自身の人柄にも全くマイナス材料は見当たらなかった。
多分この先生のプロゼミを選ぶ事になるな。
そんな気がした。

次に例の威勢の良い自己紹介をした教官が控えていた教室で文学とドラッグの相関を検証するプロゼミの説明を聞く段に移った。
分厚い講義要項を見渡す限り、この先生の授業には面白そうなものが多いけど、プロゼミを選ぶのは違う気がした。
何故なら察するにプロゼミを選択するのは高校までで言えば担任の教師を自分で選べるようなものだ。
その意味ではこの先生は深く関わると心が疲れそうだし、何より『三四郎』の先生の方が遥かに人格者のように私には映った。
授業内容だけを見ても、「文学とドラッグの相関」よりも夏目漱石関連のテーマの方が断然私の好みだった。

三つ目に選んだルポルタージュの授業の話の説明は正直に言うと余り憶えていない。
プロゼミの各担当教官が新入生の興味を惹くために展開する濃ゆい話を三種類も一気に続けて憶える事は出来ない。

オリエンテーションの教室に戻ると、新入生の各自が配布された紙に希望するプロゼミと氏名と学籍番号を書いて提出する段取りが終わってその日はお開きになった。

私は自分の希望を書いた紙を提出すると、直ぐには帰らず教室の前方の隅っこでまだ学内全体の雰囲気を見定めてもいるかのような『三四郎』のプロゼミの先生の方に向かった。

「すみません、希望者が多くて抽選になったら受けられない可能性も有りますか?」と、私は『三四郎』の先生に訊ねた。
「う~ん、多分そんなに希望者が集中する事はないよ」と先生が応えた。

そう言われると更に返せる言葉もないので、私は帰宅する態勢に入った。

数日後に掲示板に貼り出された各プロゼミの参加学生の割り当てを確認すると、私は無事に『三四郎』のプロゼミのメンバーに自分の名前が連ねられていて、強く安堵した。
(続く)

 

 

【主なお薦めミュージシャンのリスト】

ノエル・ギャラガー
バーナード・バトラー
エドガー・ジョーンズ
(エドガー・サマータイム)
ポール・ウェラー
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ジョン・スクワイア
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ニコ
キャロル・キング
マリアンヌ・フェイスフル


【ウイイレの僕のチームの選手一覧】
(※勿論、バイエルン・ミュンヘンです)

1.ノイアー
2.メルテザッカー
3.メッツェルダー
4.ラーム
5.フンメルス
6.ケディラ
7.シュヴァインシュタイガー
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11.クローゼ
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15.ゲッツェ
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17.C.ロナウド
18.トーマス・ミュラー
19.ロイス
20.ポドルスキー
21.僕の弟
22.メッシ
23.エジル
24.クラマー
25.ドラクスラー
26.フリードリッヒ
27.ミハエル・シューマッハー
28.ラルフ・シューマッハー
29.本山雅志
30.シュターケ
31.ケール
32.キミッヒ
33.レオン・ゴレツカ
34.ユリアン・ブラント
35.松田直樹
36.ユリアン・ヴァイグル
37.大学時代のバンドのドラマーのI君
38.大学時代の一番の親友のN君
39.カイ・ハヴェルツ
40.楢崎正剛
(※このチームに大好きなシェフチェンコやラウールやテュラムが居ないのは、彼等がゲーム内で所属しているレアル・マドリードやACミランやユヴェントスでの存在の大きさをリスペクトしているからです。逆にC.ロナウドやメッシが居るのは、エディット機能で新規作成した選手だからです)


【好きな女性有名人のリスト】

TOKO(松山桐子)
日比美思
本田真凜
酒井夏海
玉田志織
竹内愛紗
平野詩乃
小貫莉奈
髙橋ひかる
生見愛瑠
古川優奈
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宮部のぞみ
石橋杏奈
蜂谷晏海
吉岡里帆
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唐田えりか
稲村亜美
馬場ふみか
新川優愛
新木優子
山崎紘菜
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山崎あみ
郡司恭子
畑下由佳
岩本乃蒼
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佐藤梨那
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森香澄
宮本佳奈
菅井友香
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高田秋
朝比奈彩
搗宮姫奈
渋野日向子
(※敬称略)


【最も好きな作家&人文学者一覧】

夏目漱石
芥川龍之介
太宰治
安岡章太郎
村上春樹
那須正幹
ゆうきまさみ
魚喃キリコ
ロラン・バルト
ジャック・デリダ
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ゲーテ
ボードレール
ヘルマン・ヘッセ
ジェイムズ・ジョイス
レイモンド・カーヴァー
(敬称略)


【みすず書房さんから出させて頂きたい自作の小説一覧】

1.『短編集』として

・先生の御見舞い
・サンデー・モーニング
・ファム・ファタル
・アイル・ビー・ユア・ミラー
・カミング・アウト

2.『ロール・ウィズ・イット』

3.『ワンダーウォール』

4.『ドント・ルック・バック・イン・アンガー』

5.『オアシス・ギャラガー兄弟論集成』(※批評として)

6.『ランドスケープ』


【好きなファッションブランド】

ポール・スミス
リーヴァイス
アディダス
THE NORTH FACE


【好きな競走馬のリスト】

コントレイル
ワグネリアン
ナリタブライアン
ビワハヤヒデ
エルコンドルパサー
グラスワンダー
タップダンスシチー
ディープインパクト
オルフェーヴル
ジェンティルドンナ
サンデーサイレンス
ダンシングブレーヴ


【最も好きなお笑い芸人さんのリスト】

和牛
キャプテン渡辺
TEAM BANANA
スパイク
紺野ぶるま
河邑ミク
松浦景子
(※敬称略)


【恒例附記】

僕がノエル・ギャラガーにスカウトをされて、
プロのシンガーソングライターになれた場合の作品の構想は以下の通りです。


ソロ名義一作目:『モノローグス』
サンクチュアリーの一作目:『The Greatest Hits』

DISC1

1.First Words
2.Morning Light
3.黒いカーディガン
4.振り返ったら悲しくなるから
5.空の下で
6.美しい花
7.輝くために
8.影も視えなくて
9.冷たい女
10.償い
11.命綱
12.空を見上げただけだった
13.どんなことにも
14.奪還
15.生きて行くこと
16.不確かな予感
17.命綱(ストリングス・ヴァージョン)

DISC2

1.愛して下さい
2.ペルソナ
3.Crazy Love Melody
4.死に損ない
5.レクイエム
6.真実?
7.No More Dream
8.奏でるべきもの
9.ランドスケープ
10.ソング・オブ・ヴェスパ
11.光が射して
12.日溜まり
13.未来
14.永遠
15.ずっとそばに
16.オプティミスティック


サンクチュアリーの二作目:『シュトゥルムドゥラング』

1.ディスクール.1
2.ディスクール.2
3.フライング・アウェイ
4.スタンディング・アローン
5.シュトゥルムドゥラング
6.ジークフリート
7.汚れた指
8.エピファニー
9.リフレイン
10.恋は止められない
11.君のせいじゃない
12.ボタン
13.イマジネーション
14.虚勢
15.激情


サンクチュアリーの三作目:『トゥモロー・モーニング、(アイル・ハヴ・ア・フィーリング)ロスト・フォーエヴァー』

1.ありがとう
2.流れの中に
3.君を想って
4.ピュア
5.オーヴァーグラウンド
6.ブラックホール
7.イヴェント・ホライズン
8.ユニヴァース
9.青の座椅子
10.朝顔
11.昼下がりの背徳
12.流れた星が凍った夜に


サンクチュアリーの四作目:『完璧な幸せ』

1.ロックンロール・スター
2.情況
3.話していたい
4.何処にも行かない
5.少しずつ
6.残像
7.行かないで
8.贖罪
9.自由
10.世界の何処かに
11.晩餐
12.完璧な幸せ


サンクチュアリーの五作目:『New Songs』

1.希望の歌
2.生身
3.euphoria
4.朝の光の中で
5.桜
6.心の扉
7.甘い夜
8.虹
9.僕の世界の中心は君
10.君が欲しい
11.愛を求めて
12.君は知らない
13.心
14.Darkness
15.forbidden
16.ワンピース
17.歌姫


サンクチュアリーの六作目:『アフター・ザット』

愛?
ピエロ
迎合したって仕方がないから

ためらい
ヒロイン
クリスマスソング
君と話せて
夢に殉じて
小説みたいな僕の人生
シリアルナンバー
君に逢いたい
好きになって良かった君へ
君は正しい


サンクチュアリーの七作目:『失われた瞬間を求めて』

失われた瞬間を求めて
幻影
Crucial Moment
君の笑顔は虚飾がないから
純情
この恋はもう終わりにしてしまいたいから
君が緑であの娘が直子で
新しい歌
君は美しい
明日は逢えると願いたいから


サンクチュアリーの八作目:『本命』

本命
メビウス
ショートカット
魚喃キリコの漫画みたいに
今日は逢えると思ってなかった
プリンセス
ノスタルジー
嬉しい音楽が届いた夜には
感情
隙のない君
メランコリックな気分に浸って
敗北と訣別の中から
心変わり
夢の中で流れた歌より


サンクチュアリーの九作目:『スタンディング・フォー・ザ・ネクスト・ジェネレーションズ』

君にロックを救って欲しい
スタンディング・フォー・ザ・ネクスト・ジェネレーションズ
リテラシー
愛の証明
月に一度の君
正し過ぎるのは疲れてしまう
君の存在を侮っていた
落陽
Anyone Can Be Kurt Cobain
君が何とも思ってないって


サンクチュアリーの十作目:『アウフヘーベン』

アウフヘーベン
カタルシス
杏奈
歌にならない恋はいらない?
HEROES
バレンタイン
君の香り
Feelings
デジタルタトゥー
ホワイトデー
美しいものだけが正しい
一番大事なもの


サンクチュアリーの十一作目:『Under the Sun』

Under the Sun
ホライズン
あの娘に逢いたくて
好きだよ?
「逢いたい」と「逢いたくない」の間
空の飛びかた
Distance

実存
レーゾン・デートル
愛していたい
猫背
明日はわからない
Endless Days


サンクチュアリーの十二作目:『憧憬』

憧憬
変わらないもの
生きる歓び
感傷
少年の日の思い出
邂逅
宿命
君の面影
反芻
終焉
反転
幸福


サンクチュアリーの十三作目:『Explosion to the Out』

フィオナ・アップル
追い駆けたい
BAR通い
君を想っていた頃の
そしてまた、ロックンロールが響き渡る
アンビヴァレンス
愛が拡がる
意識の流れ
切ないスパイス
きっとまた逢える
閃光
君でなければ
ずっと優しい君でいてね
一刻一秒
歌に換えても
確かな愛を君に持ちたい


サンクチュアリーの十四作目:『The World's Falling in Love with You』

The World's Falling in Love with You
Memories
Alone Times
Stray Sheep
Invisible Lights
Ideal Girl
My Dreams Live Forever If They Don't Come True
Spectacle
Déraciné
Remember Crying
By Yourself
My Future is Yours
Right Here, Right Now
Shining with You
Over There
True Romances


サンクチュアリーの十五作目:『ユートピア』

ユートピア
フォークロア
Pedantics
エッセンス
旋律
正しい人
エクリチュール
差延
リスタート
杞憂
揺れない心
破動
嫌いになれたら
女神(ミューズ)
逢瀬
ディアローグ
ドラマツルギー
命懸けの跳躍
感嘆
鼓動
夢物語
桃源郷
舞姫
Theme of Love for You
マーメイド
美貌
笑顔がいつも弾ける君
フォトジェニック
New My Radio Star
君の笑顔で世界が輝く
You're My Light Shining White
知的で愛しい君を想って
時代のヒロイン


サンクチュアリーの十六作目:『Breaking Boundaries』

Breaking Boundaries
You Are So Sweet
I Wanna Be By Your Side
There Will Be Love Again
You've Made Me Read The Books
Missions Completed
This Romance Must Go On
Liaison
Can I Stand By You Always Forever?
Live Together