椎名林檎の衝撃 -「心の痛み」とメロディーメイキングの関係性についての一考察- !! | R.Gallagherの世界一面白いブログ!!

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今晩は。

先日書いた玉田志織さんのインタヴュー記事が掲載されている雑誌の中で玉田志織さんがカラオケでよく歌うアーティストの一人として椎名林檎さんを挙げていたので、

今日は椎名林檎さんの音楽について書いてみたいと思います。

椎名林檎さんのブレイクの契機となった“ここでキスして。”の衝撃はそれはもうとんでもないものでした。

女子高生目線からの赤裸々な歌詞。

心の痛みが巧く音楽的に変換されたキャッチーなメロディー。

シンプルだけど刺激的なギター・サウンド。

Coccoさんやミッシェル・ガン・エレファントが切り拓いた「ダイレクトな日本語のロックンロールの新しいかたち」の更なる最新型が椎名林檎さんの“ここでキスして。”や“幸福論”といった楽曲群、

そしてそれらを収めた1stアルバムの『無罪モラトリアム』には沢山詰まっていました。

以前にノエル・ギャラガーがオアシスの音楽性を上手く「要約」してみせた発言を紹介させて頂きましたが、改めて引用させて頂きます。


「俺はもう、若さゆえの苦悩や葛藤、メランコリーが描かれつつも、サビはめちゃめちゃ希望に充ち溢れているって言うオアシス的な音楽を作る気にはなれないんだよ。俺はただ、一人のアーティストとして、(※恐らくはポール・ウェラーやジョニー・マーの様に)前に進みたいだけなんだ(大意)」


この、「若さゆえの苦悩や葛藤、メランコリーが描かれつつも、サビはめちゃめちゃ希望に充ち溢れている音楽」

という部分が肝であり、

今回の考察ではこの定義付けから議論を拡げたいと思います。

同じ音楽上のメロディーでもロックンロールというジャンルに於いて最も高度に響くのが、

「心の痛み」やメランコリーが巧くキャッチーに変換されたメロディーだと、個人的には思うのです。

そしてその成功例となるアーティストが椎名林檎さん以前だと、

僕の狭い音楽の知識の中ではジョン・レノンやオアシスやバーナード・バトラー、ストーン・ローゼズやミッシェル・ガン・エレファントやCoccoさんやJACKSといったバンドやアーティストだったのです。

「心の痛み」が巧く音楽的に変換されたメロディーやサウンドは、

それを聴いているだけでただ単に楽しいとか癒されるといった感情を超えて、心に「強い何か」が引っ掛かり、ある種の爪痕としてずっと残るだけではなく、そんな心がとても「触発」されるのです。

この「心の痛みが巧く変換されたキャッチーなメロディー」が充分に伝わる為には、

それを歌い上げるヴォーカリストの力量も当然問われてくるのですが、

その意味では上述のジョン・レノンやオアシスやバーナード・バトラー、ストーン・ローゼズやミッシェル・ガン・エレファントやCoccoさんやJACKSといったバンドやアーティストは非常にヴォーカリゼーションに恵まれた存在でもあった訳です。

どんなに優れたヴォーカリストでも平凡なメロディーならそれは名曲には成り得ませんが、

優れたヴォーカリストの歌唱と「心の痛みやメランコリーが巧く変換されたキャッチーなメロディーやサウンド」が一つになったとき、

それは途轍も無い名曲となるのであり、

そんな「音楽上の構造」を僕に気付かせてくれたのが椎名林檎さんだったのです。

椎名林檎さんのブレイク当時は大学受験前でありながら、

僕はロクに勉強もせずバーナード・バトラーやスウェードの作品群、ビートルズの『ホワイト・アルバム』の中でも特にジョン・レノンが書いて歌唱した楽曲群、そしてJACKSのベスト盤を聴きまくっていたのですが、

そういった音楽作品に浸っていた中で椎名林檎さんの“ここでキスして。”に強い衝撃を受けたのは、

上述の前提を踏まえれば「必然」でした。

椎名林檎さんのブレイク直前に彼女の音楽性との強い共通点を持つ音楽作品群に浸っていたのですから、

少くとも僕個人が椎名林檎さんの“ここでキスして。”に強い衝撃を受けたのはやはり「必然」だったのです。

しかし一番悲しい事は、

そんな僕自身が最早、

その「心の痛みやメランコリーが巧く音楽的に変換されたキャッチーなメロディー」を紡げる為の感覚を失ってしまっている事です。

「あの感覚」を取り戻せるように、

今一度、音楽的に精進したいと思います。

最後までお読みになって下さいまして、
本当に有り難うございます。

今後とも宜しくお願い致します。

それではまた、
次回の日記にて!!


【主なお薦めミュージシャンのリスト】

リアム・ギャラガー
ノエル・ギャラガー
バーナード・バトラー
エドガー・ジョーンズ
(エドガー・サマータイム)
ポール・ウェラー
ジョニー・マー
ジョン・スクワイア
リー・メイヴァース
スティーヴ・クラドック
マーク・コリンズ
マーティン・ブラント
ザック・スターキー
スティーヴ・ホワイト
レニ
フィオナ・アップル
キャット・パワー
スターリング・モリソン
ニコ
キャロル・キング
マリアンヌ・フェイスフル


【ウイイレの僕のチームの選手一覧】
(※勿論、バイエルン・ミュンヘンです)

1.ノイアー
2.メルテザッカー
3.メッツェルダー
4.ラーム
5.フンメルス
6.ケディラ
7.シュヴァインシュタイガー
8.ノエル・ギャラガー
9.リアム・ギャラガー
10.野本亮一
11.クローゼ
12.バラック
13.シュールレ
14.ダイスラー
15.ゲッツェ
16.クロース
17.C.ロナウド
18.トーマス・ミュラー
19.ロイス
20.ポドルスキー
21.僕の弟
22.メッシ
23.エジル
24.クラマー
25.ドラクスラー
26.フリードリッヒ
27.ミハエル・シューマッハー
28.ラルフ・シューマッハー
29.本山雅志
30.シュターケ
31.ケール
32.キミッヒ
33.レオン・ゴレツカ
34.ユリアン・ブラント
35.松田直樹
36.ユリアン・ヴァイグル
37.大学時代のバンドのドラマーのI君
38.大学時代の一番の親友のN君
39.フェルナンド・トーレス
40.楢崎正剛
(※このチームに大好きなシェフチェンコやラウールやテュラムが居ないのは、彼等がゲーム内で所属しているレアル・マドリードやACミランやユヴェントスでの存在の大きさをリスペクトしているからです。逆にC.ロナウドやメッシやフェルナンド・トーレスが居るのは、エディット機能で新規作成した選手だからです)


【好きな女性有名人のリスト】

松山桐子
日比美思
本田真凜
酒井夏海
玉田志織
蒔田彩珠
宮部のぞみ
吉岡里帆
武田玲奈
唐田えりか
稲村亜美
馬場ふみか
新川優愛
山崎紘菜
畑下由佳
岩本乃蒼
笹崎里菜
堤礼実
宮本佳奈
菅井友香
守屋茜
上西怜
(※敬称略)


【最も好きなお笑い芸人さんのリスト】

和牛
キャプテン渡辺
TEAM BANANA
紺野ぶるま
河邑ミク
松浦景子
(※敬称略)


【みすず書房さんから出させて頂きたい自作の小説一覧】

1.『短編集』として

・先生の御見舞い
・サンデー・モーニング
・ファム・ファタル
・アイル・ビー・ユア・ミラー
・カミング・アウト

2.『ロール・ウィズ・イット』


【好きなファッションブランド】

ポール・スミス
リーヴァイス
アディダス
Pretty Green
THE NORTH FACE


【恒例附記】

僕がノエル・ギャラガーにスカウトをされて、
プロのシンガーソングライターになれた場合の作品の構想は以下の通りです。


ソロ名義一作目:『モノローグス』
サンクチュアリーの一作目:『The Greatest Hits』

DISC1

1.First Words
2.Morning Light
3.黒いカーディガン
4.振り返ったら悲しくなるから
5.空の下で
6.美しい花
7.輝くために
8.影も視えなくて
9.冷たい女
10.償い
11.命綱
12.空を見上げただけだった
13.どんなことにも
14.奪還
15.生きて行くこと
16.不確かな予感
17.命綱(ストリングス・ヴァージョン)

DISC2

1.愛して下さい
2.ペルソナ
3.Crazy Love Melody
4.死に損ない
5.レクイエム
6.真実?
7.No More Dream
8.奏でるべきもの
9.ランドスケープ
10.ソング・オブ・ヴェスパ
11.光が射して
12.日溜まり
13.未来
14.永遠
15.ずっとそばに
16.オプティミスティック


サンクチュアリーの二作目:『シュトゥルムドゥラング』

1.ディスクール.1
2.ディスクール.2
3.フライング・アウェイ
4.スタンディング・アローン
5.シュトゥルムドゥラング
6.ジークフリート
7.汚れた指
8.リフレイン
9.恋は止められない
10.君のせいじゃない
11.ボタン
12.イマジネーション
13.虚勢
14.激情


サンクチュアリーの三作目:『トゥモロー・モーニング、(アイル・ハヴ・ア・フィーリング)ロスト・フォーエヴァー』

1.ありがとう
2.流れの中に
3.君を想って
4.ピュア
5.オーヴァーグラウンド
6.ブラックホール
7.イヴェント・ホライズン
8.ユニヴァース
9.青の座椅子
10.朝顔
11.昼下がりの背徳
12.流れた星が凍った夜に


サンクチュアリーの四作目:『完璧な幸せ』

1.ロックンロール・スター
2.情況
3.話していたい
4.何処にも行かない
5.少しずつ
6.残像
7.行かないで
8.贖罪
9.自由
10.世界の何処かに
11.晩餐
12.完璧な幸せ


サンクチュアリーの五作目:『New Songs』

1.希望の歌
2.生身
3.euphoria
4.朝の光の中で
5.桜
6.心の扉
7.甘い夜
8.君が欲しい
9.愛を求めて
10.君は正しい