「縮小再生産」と云う病理 ~現代アートが抱える諸問題に寄せて~ | R.Gallagherの世界一面白いブログ!!

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村上春樹以降、彼を超えてその存在自体が燦然と輝く作家がいるだろうか?

この問いは、オアシス、若しくはアークティック・モンキーズ以降の洋楽ロック・シーンにもそのまま当てはまる。

「勉強不足」との批判を怖れずに言えば、日本の近代文学と現代文学の境界は、太宰治と安岡章太郎の間に在る。

戦後日本の混迷期と共にその身を屠った太宰治と、日本の戦後からの復興と寄り添う様に一流作家としてのキャリアを重ねて「私小説」の可能性を押し拡げた安岡章太郎との間には、まさしく象徴的な境界線が引かれている。

そんな時代の文学的潮流からは意図的に遠く離れて、新しい時代の海外文学からの影響を自らの推進力として日本の現代文学の寵児に駆け上がった村上春樹も、キャリアの半ばに差し掛かると安岡章太郎の美しい文章力を認めざるを得なかった。

小説とエッセイの巧みな書き分けという仕事への取り組み方についても、村上春樹と安岡章太郎は共通している。

安岡章太郎が幸福だったのは、文学者はただ文学者として優れた仕事を続ければそれで良かった時代の最後の申し子であった事だ。

村上春樹の時代は違った。文学も音楽もその外の諸芸術も、何が優れていて何が優れていないのかを決める主導権は、既にお門違いな者も含む「メディア」に渡っていた。

村上春樹が幸福だったのは、そんな時代に「孤高の作家」としてのポジションを確立出来た事だ。

「村上春樹以降の作家達」に求められた文学的適性は、何よりも先ずは「既存のメディアとの親和性」だった。

稀にそんなメディアに何かを挑発するかの様な作家や批評家も現れるが、その種の物書きの大半も結局は「社会制度上の大きな権力」としてのメディアの意向に「回収」されてしまう。

そしてそんな時代の流れの中で確立されたのが、既存の表現者の「縮小再生産」的な実力もその存在感も心細い作家達が次々と「消費」されては消えて行く空疎なアートの生産体制であった。

メディアの要請に逆らうのではなく、メディアの意向に完璧に添える「お利口」な作家達しか登場したり生き残れないのが今という時代なのだ。

「趣味や嗜好の多様化」という要素を差し引いても、誰にも異論を許さない様な「圧倒的な実力」を誇る新しい時代の作家やミュージシャンの登場が極めて減ったのは由々しき事態である。

しかしそれでも時代は少しずつ変わり始めている。

黎明期を過ぎてもなお、SNSの利用者は減ってはいない。

我々は、我々のしたい事をせめてSNSを使ってでも発信し続けるべきなのだ。

「結果」は少くとも10年後には出ているだろう。

23年前にノエル・ギャラガーは「ベッドルームから革命を起こしてやるよ」と歌った。

その歌は今もなお人気を博している。

私は私なりにそんな「新しい革命のかたち」に殉じるまでである。


【主なお薦めミュージシャンのリスト】

リアム・ギャラガー
ノエル・ギャラガー
バーナード・バトラー
エドガー・ジョーンズ
(エドガー・サマータイム)
ポール・ウェラー
ジョニー・マー
ジョン・スクワイア
リー・メイヴァース
スティーヴ・クラドック
マーク・コリンズ
マーティン・ブラント
ザック・スターキー
スティーヴ・ホワイト
レニ
フィオナ・アップル
キャット・パワー
スターリング・モリソン
ニコ
キャロル・キング
マリアンヌ・フェイスフル


【ウイイレの僕のチームの選手一覧】
(※勿論、バイエルン・ミュンヘンです)

1.ノイアー
2.メルテザッカー
3.メッツェルダー
4.ラーム
5.フンメルス
6.ケディラ
7.シュヴァインシュタイガー
8.ノエル・ギャラガー
9.リアム・ギャラガー
10.野本亮一
11.クローゼ
12.バラック
13.シュールレ
14.ダイスラー
15.ゲッツェ
16.クロース
17.C.ロナウド
18.トーマス・ミュラー
19.ロイス
20.ポドルスキー
21.僕の弟
22.メッシ
23.エジル
24.クラマー
25.ドラクスラー
26.フリードリッヒ
27.ミハエル・シューマッハー
28.ラルフ・シューマッハー
29.本山雅志
30.シュターケ
31.ケール
32.キミッヒ
33.レオン・ゴレツカ
34.ユリアン・ブラント
35.松田直樹
36.ユリアン・ヴァイグル
37.大学時代のバンドのドラマーのI君
38.大学時代の一番の親友のN君
39.フェルナンド・トーレス
40.楢崎正剛
(※このチームに大好きなシェフチェンコやラウールやテュラムが居ないのは、彼等がゲーム内で所属しているレアル・マドリードやACミランやユヴェントスでの存在の大きさをリスペクトしているからです。逆にC.ロナウドやメッシやフェルナンド・トーレスが居るのは、エディット機能で新規作成した選手だからです)


【好きな女性有名人のリスト】

松山桐子
日比美思
本田真凜
酒井夏海
玉田志織
蒔田彩珠
宮部のぞみ
吉岡里帆
武田玲奈
唐田えりか
稲村亜美
馬場ふみか
新川優愛
山崎紘菜
畑下由佳
岩本乃蒼
笹崎里菜
堤礼実
宮本佳奈
菅井友香
守屋茜
(※敬称略)


【最も好きなお笑い芸人さんのリスト】

和牛
キャプテン渡辺
(※敬称略)


【みすず書房さんから出させて頂きたい自作の小説一覧】

1.『短編集』として

・先生の御見舞い
・サンデー・モーニング
・ファム・ファタル
・アイル・ビー・ユア・ミラー
・カミング・アウト

2.『ロール・ウィズ・イット』


【好きなファッションブランド】

ポール・スミス
リーヴァイス
アディダス
Pretty Green
THE NORTH FACE


【恒例附記】

僕がノエル・ギャラガーにスカウトをされて、
プロのシンガーソングライターになれた場合の作品の構想は以下の通りです。


ソロ名義一作目:『モノローグス』
サンクチュアリーの一作目:『The Greatest Hits』

DISC1

1.First Words
2.Morning Light
3.黒いカーディガン
4.振り返ったら悲しくなるから
5.空の下で
6.美しい花
7.輝くために
8.影も視えなくて
9.冷たい女
10.償い
11.命綱
12.空を見上げただけだった
13.どんなことにも
14.奪還
15.生きて行くこと
16.不確かな予感
17.命綱(ストリングス・ヴァージョン)

DISC2

1.愛して下さい
2.ペルソナ
3.Crazy Love Melody
4.死に損ない
5.レクイエム
6.真実?
7.No More Dream
8.奏でるべきもの
9.ランドスケープ
10.ソング・オブ・ヴェスパ
11.光が射して
12.日溜まり
13.未来
14.永遠
15.ずっとそばに
16.オプティミスティック


サンクチュアリーの二作目:『シュトゥルムドゥラング』

1.ディスクール.1
2.ディスクール.2
3.フライング・アウェイ
4.スタンディング・アローン
5.シュトゥルムドゥラング
6.ジークフリート
7.汚れた指
8.リフレイン
9.恋は止められない
10.君のせいじゃない
11.ボタン
12.イマジネーション
13.虚勢
14.激情


サンクチュアリーの三作目:『トゥモロー・モーニング、(アイル・ハヴ・ア・フィーリング)ロスト・フォーエヴァー』

1.ありがとう
2.流れの中に
3.君を想って
4.ピュア
5.オーヴァーグラウンド
6.ブラックホール
7.イヴェント・ホライズン
8.ユニヴァース
9.青の座椅子
10.朝顔
11.昼下がりの背徳
12.流れた星が凍った夜に


サンクチュアリーの四作目:『完璧な幸せ』

以下、収録予定曲

ロックンロール・スター
情況
話していたい
何処にも行かない
少しずつ
残像
行かないで
贖罪
自由
世界の何処かに
晩餐
完璧な幸せ