音楽談義vol.17 | R.Gallagherの世界一面白いブログ!!

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今晩は。

きのこ帝国と言うバンドの2ndアルバムからの先行シングルである“東京”が凄く良くて感心してしまった今日この頃です。

冒頭からサビまでのメロディーの展開が丁寧に組まれていて、
肝心のサビで一気に盛り上がるこの構成は、
才能と勢いに任せて一気に書かれた曲と言うよりは、時間を掛けて丁寧に編み出された曲と言う感じが痛いほど伝わって来て、凄く良いですね。

このバンドのギター・ヴォーカルの佐藤千亜妃さんは、
元々はホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを獲得されていて、
以前は女優活動もされていた方です。

僕には諸般の事情で1988年生まれの女性有名人の方々に注目していた時期がございまして、
その当時は新垣結衣さんと戸田恵梨香さん、高梨臨さんと花形綾沙さん(この方も引退されていますね)、そしてこの佐藤千亜妃さんと吉高由里子さんと言った按配に勝手にライバル図式を脳内で設定して色々と空想していたアホな過去があるのですが、
まさかその当時はその佐藤さんが斯様に立派なミュージシャンに転身されるとは夢にも思っていませんでした。

まあ、そんな僕の黒歴史は本当にもうどうでも良いのですが、

曲作りのスキルアップの変遷って面白いなと、
この曲を聴いて改めて感じました。

きのこ帝国の音楽性を個人的に要約させて頂きますと、
轟音のギター・サウンドに儚い歌メロと言う印象でした。

この種のタイプの音楽性を誇るバンドのパイオニアとしては、
ジーザス&メリーチェイン、マイ・ブラッディー・ヴァレンタイン、ライドと言ったバンドが挙げられるでしょうか。

この文脈できのこ帝国は「シューゲイザー」と括られる事もある様です。

ただ、この“東京”と言う曲は、
そのシューゲイザーと言うカテゴリーに収まらない、
同じ轟音のギター・サウンドでも、
ニルヴァーナやオアシスの様なメジャー感が半端無いです。

恐らく、佐藤さんのソングライターとしての才能がこの曲を編み出す過程で一気に開花したと言う事なのでしょう。

実体験を基に言わせて頂きますと、
ソングライターとしての経験を積み重ねて行くと、
自分でも一つ上のレヴェルに達したなと言う曲が出来るものです。

僕に初めてそんな実感を抱かせてくれたのは大学三年生の夏休みに書いた“真実?”と言う曲でした。

当時は「これはノエル・ギャラガーにとっての“リヴ・フォーエヴァー”だな。これで俺もプロになれるぞ」なんて自惚れていたものです。

まあ、そんな叶わなかった僕の昔の夢物語ももう本当にどうでも良いのですが、
ソングライターとして新しいステージに立ったと推察される佐藤さんの真価が問われるのは、
10月にリリース予定のアルバムですね。

既に予約させて頂きましたが、
今から楽しみで仕方がありません。
リリースを心待ちにさせて頂きたいと思います。

最後までお読みになって下さいまして、
本当に有り難うございます。

それではまた、
次回の日記にて!!