ファッション談義vol.2 | R.Gallagherの世界一面白いブログ!!

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今晩は。

今回は雨宮まみさんの新刊の『女の子よ銃を取れ』の感想を書かせて頂くつもりだったのですが、
読み進めて行く内に、雨宮さん御本人に読んで頂けるかどうかも分からないけど、これはアンサーソング的に自分のファッション遍歴を振り返る機会にさせて頂こうと心に決めました。

しかし少し前置きを。

僕が雨宮まみさんのファンになったのは、
先週の『久保みねヒャダ こじらせナイト』にゲスト出演されていて、余りにもお綺麗でタイプだったからです。
誤解を恐れずに申し上げますと、
僕が女性に「お綺麗ですね」と言う場合は、
「貴女と寝たいです」と同義です。

また、この本の内容に関しまして。

正直に申し上げますと、途中でこの文章を書きたいと言う気持ちが先走ってしまって、まだ読了はしていないのですが、
冒頭で今は懐かし『ビューティー・コロシアム』と言う番組の欺瞞を明快に突かれていたのと、

「美しくなりたい」と思う気持ちは、私の中では「自由になりたい」と、同義です。

と言う箇所に、あ、この方は信用出来るな、そしてこれは凡百の自己啓発本なんかではないなと確信出来ました。

それでは本題に入らせて頂きます。

僕は思春期を迎える中学校入学以降も、ファッションに疎い少年でした。

お小遣いの大半はCDか本かミハエル・シューマッハーの乗っていたF1の車のミニカーかTVゲームのソフトの購入に充てていました。

当然、着る洋服は祖母がスーパーの二階の洋服売り場か何処かで買って来てくれたものばかりで、その中では比較的気に入った黒のトレーナー(今はスウェットと言うのでしょうか)を毎年大事に着ていました。
冬場も緑色のジャンパーか何かを着ていました。

ただ、羞恥心は確かにあって、
私服がダサい事を知られたくなくて、中学二年以降は遠足には行かないタイプの生徒になってしまいました。
唯一参加したのは、奈良、大阪、京都を廻る中三の修学旅行だけです。6月だし私服としては普段着のエドウィンのジーンズと地味なTシャツを用意すればいいやと、別にファッションになんか無頓着な姿勢を装って参加したのを覚えています。

しかし、高校に入ってからは、それでもどうにかなったのです。

何故なら、オアシスの“ロール・ウィズ・イット”が売れたぐらいから日本でも劇的に流行り出したダッフルコートを、高一の秋に父に買って貰えたからです。

オアシス的なファッション・アイテムで、尚且つ流行りのものでもあると言う事で、当時の僕にはその黒いダッフルコートは最強のボロ隠しとして、制服がブレザーだった高校でもプライベートでも機能してくれました。

洋服に自分のお金をかける様になったのは、大学一年の夏休みに生まれて初めてのバイトに雇って貰えてからです。

理由は自由に使えるお金が劇的に増えたからです。

友達と服屋に行って、『ロッキング・オン』や『クロスビート』に載っているオアシスのギャラガー兄弟が着ているアイテムに似ている服が見付かると、ここぞとばかりに買っていました。

しかし、その内、自分の中で少しずつ好きな服の傾向が決まって行きました。

下は黒か青のジーンズに、アディダスの黒地に白の三本線のスニーカーで、
上は夏場はロックTシャツ、それ以外の季節はアウターとしてはカバーオール、インナーはコーデュロイのシャツを多用する様になり、実際にその傾向に沿ったアイテムばかりを買う様になりました。

カバーオールの利点は首元まで覆ってくれるので、インナーを手抜き出来る事と、着痩せして見える事です。

ただ、大人っぽい生地の製品でない限りは、カバーオールを着られるのは若い内だけですね。

洋服のストックの大半を引っ越しの際に手狭な今のアパートの押し入れに段ボールに入れたまま引っ込めた現状では、今の僕は完全に手抜きをしておりまして、夏はユニクロの膝までの短パンかジーンズに安物のTシャツ、冬場は黒のナイロン・アノラックの下に、色違いで纏め買いしたリーヴァイスのコーデュロイのシャツを着ています。ジーンズもリーヴァイスでスニーカーは相変わらずアディダスの比較的手頃な値段で買えたものを履いています。

大学時代に買い揃えたロックTシャツとアディダスのスニーカーのコレクションだけは今でも使えるかなと、
歌手デビューでも出来た時の為に温存しています(笑)。

まあ、洋服に関してだけを申し上げますと、僕の場合はオアシスのギャラガー兄弟と言う明確なロール・モデルがいますので、今後も経済的に余裕が出来て服を買い足す際にはお手本にしてしまうのかなと思っております。

僕の洋服に対する思想を一言で要約するなら、

「ギャラガー兄弟の新たなる末っ子になりたい」

ただそれだけかも知れません。

髪型に関しては幼少の頃からほとんど変わっておりません。

生まれつき額が広いのがコンプレックスで前髪を降ろす髪型に頑なにしていたら、思春期にオアシスと言うバンドに出会ったので、
今でも床屋に行ったら、ベリーショートで刈り上げは無しで、前髪は重めで揉み上げは長めでと注文します。
最近はキャット・パワーの『サン』のジャケットの写真も携帯で提示して大まかなイメージを伝えられる様になりました。

それが伸びて鬱陶しくなったらまた床屋に行きます。具体的には三ヶ月周期です。

最後に核心部分に入らせていただきますが、
正直に申し上げますと、僕は普通の女性が普通に綺麗になりたいと思う様には(その状況設定自体が少し野蛮なのかも知れないですが)、「格好良くなりたい」と思った経験は余り無いです。

昔から体型が肥満気味だったのがコンプレックスだったので、必要を感じたら夏場に区民プールに通って減量したりはしていましたが、モテたいと思った事も余りありません。

自分にとっての優先事項は、具体的に好きな相手が出来た時に、その都度、その人に好きになって貰えるかどうかだったので、
「モテたい」と言う曖昧な感情は余り知らずに生きて来ました。

顔立ちに関しては幸いにもオアシスのギャラガー兄弟っぽい感じだぞと自惚れていますので(笑)、自己評価は可も無く不可も無くと言った感じです。

体型に関しましては幸運な事に会社員になってから劇的に生活リズムが規則的になりましたので、
特別食事制限をしていなくても、
理想の細身の身体に近づきつつあります。

この約一年間で12㎏落ちまして、
現在は身長が176.5㎝、体重が70㎏弱です。あと12㎏落ちれば自分の理想の体重になります。

ファッションや内面とは余り関係が無くて恐縮ですが、
今は兎に角、今より広い物件に引っ越して、家具も揃えて服やCDや本の保存状況を改善したいです。

これで本当に終わりにしますが、
今回は雨宮まみさんの新刊の内容には全くアプローチが出来ませんでしたので、
これからもっと、この御著作自体を楽しませて頂く時間を設けて、
その感想を改めて綴らせて頂きたいと思っております。

最後までお読みになって下さいまして、
本当に有り難うございます!!

それではまた、
次回の日記にて!!