No.315

 

 

 
映画『AIR』:NIKEとマイケル・ジョーダンが紡いだ伝説の始まり

 

こんにちわ!

ノエルヘアーの二瓶武士です。

 

 

 

昨日、映画『AIR』を観ました。この映画は、僕が大好きなNIKEの成り立ちと、マイケル・ジョーダンとの契約に至るまでのストーリーを描いています。自分にとっては、この映画はまさに感動の連続でした。NIKEファンとしても、ビジネスに興味がある者としても、非常に魅力的な内容でしたので、その感想と魅力について綴りたいと思います。

 

 

まず、『AIR』はNIKEの歴史を知るうえで欠かせないエピソードを鮮やかに描いています。映画の舞台は1980年代、NIKEがまだ大手スポーツブランドのアディダスやコンバースに比べて後発だった時期に始まります。当時のNIKEは、ランニングシューズでの成功に続き、バスケットボール市場に進出しようと躍起になっていました。しかし、その道のりは決して平坦ではありませんでした。

 

映画の中心となるのは、マイケル・ジョーダンとの契約を勝ち取るために奮闘するNIKEの社員たちの姿です。特に、バスケットボール部門のマーケティングディレクターであるソニー・ヴァッカーロの情熱と信念には心を打たれました。彼は、まだ無名だったジョーダンの才能を見抜き、彼こそがNIKEの未来を変える存在だと確信します。ジョーダンの才能を信じ抜き、契約を勝ち取るために奔走する姿は、本当に感動的でした。

 

ジョーダンとの契約交渉の過程では、NIKEの社風や戦略も垣間見ることができます。リスクを恐れず、革新的なアイデアを実現しようとするNIKEの精神が、映画全体を通じて伝わってきます。特に、ジョーダンの母親が交渉において果たした役割も印象的で、彼女の信念と愛情がいかに重要だったかがよくわかります。

 

この映画の面白さは、単なるスポーツ映画ではなく、ビジネスのドラマとしても優れている点です。契約を巡る駆け引きや、社内の緊張感、そして成功をつかむための努力がリアルに描かれており、観ている側もついつい引き込まれてしまいます。特に、当時のファッションや音楽、社会背景が丁寧に再現されており、1980年代の雰囲気が存分に楽しめます。

 

また、映画の魅力の一つは、そのビジュアルと演出です。華やかなバスケットボールのシーンや、ジョーダンが履いた伝説の「エアジョーダン」シリーズのシューズがスクリーンに登場するたびに、ファンとしては胸が高鳴りました。これらのシューズがいかにして誕生し、世界中で愛されるようになったのか、その背景を知ることができたのも大きな収穫です。

 

映画『AIR』は、単なるスポーツ映画やビジネス映画の枠を超えて、多くの人々に感動とインスピレーションを与える作品です。NIKEとジョーダンの成功物語は、夢を追い求める全ての人々にとって勇気と希望を与えてくれるでしょう。ぜひ一度観てみてください。

 

 

Noëlhair代表
二瓶武士