(再)入院日記③

大変ご無沙汰しております。

2024年になりましたね。今年も超絶ノロノロ運転のかめぞうをどうぞよろしくお願いいたします。

さてさて、今回は入院時に起こったプチ事件(下書きのまま放置していた)の模様をお伝えします。

私の病室の廊下の奥側には、立入禁止のロープが張られていました。

勘の鋭い方ならピンと来られたでしょうか？

そうです、コ○ナ患者の方のエリアでした。

もちろん、そこに入った方は廊下に出ることは許されません。看護師さんもフェイスガード、使い捨てエプロン&帽子で対応していました。

そんな中。

コ○ナで陽性のおばあさんが入院されてきました。

た・だ・し

その方は認知症でした……

何度も何度も部屋から出るため、看護師さんも「部屋に戻って！」と声かけするのですが、聞かないため、部屋から出る度に連れ戻されていました。

そんなある日。

ジュースを買いに自販機に向かおうとするとなんとそのおばあさんも部屋を出ているではありませんか

これは……どうしよう、と考えている間に立入禁止なんてなんのその、おばあさんはずんずんこちらに向かってきて、気がつけば私の部屋の前まで

そして扉一枚隔てての押し問答が始まる。

ねぇ、この部屋入れてよ、開けてよぅ……

あのねー、ここはね、私の部屋だから勝手に入っちゃいけないと思うんだっ、ほら、看護師さんに聞いてみた方がいいと思うんだ！

ねぇ、入れてよ、いいでしょ…？

いや、それはダメよ、勝手に入っちゃダメー！

で、なんとかおばあさんとの押し問答に勝ち、内鍵をかけてからすぐにナースコール

看護師さんもすぐに対応してくれました

ただ、日曜だったので人手が普段より少なく、てんやわんや状態でした。

ずいぶんたって落ち着いてから、看護師さんに状況を聞くと、あちこち消毒作業するのに手間取られたようです

一週間ほどで退院されていきましたが、退院時も「あ、ちょっと、やめて、返して！」と看護師さんの声が。

何があったか聞くと、退院で廊下を歩いている時に、看護師さんのフェイスカバーを気に入りぶんどったようです

もちろん、ちゃんと返してもらったようですが、看護師さん曰く「叩かれたし、(今までのことも含めて)散々な目にあったわ」とお疲れ気味でした

今回は認知症入ってる方だから、仕方ない面もあったとはいえ、患者さんになったらなるべく看護師さんたちの手をかけないようにしたいと思ったかめぞうでした。

(再)入院日記(番外編)

だいぶ期間空いてしまいました

今回は再入院日記番外編をお送りします。

改めましてかめぞうです。

夏の入院時、一週間だけお隣同士になったおばあちゃんがいました。入院期間中はベッドで過ごすことが多くなるので、どうしても運動量や代謝が落ちて食欲がなくなる方も少なくないよう。こちらの方もそうでした。

お話を聞いていると「割と何でも食べるほう」と言っていた割に箸が進まないおばあちゃん、ほとんど手をつけないまま下膳されることも増えてきました。

このままではいけないと思い、何度も励ましましたが、やはり箸は進まず。

そうこうしてるうちに私の退院日になってしまい、私の似顔絵入りで励ましのお手紙を書き、退院することに。

ただ、その後も時々お手紙だけは渡していました。

そして再度入院となった今回、おばあちゃんはもちろん退院されていましたが、ヘルパーさんや看護師さんが口を揃えて「手紙ありがとう、おかげで元気出てごはんもしっかり食べてたわ」「かめぞうさんからの手紙、机貼り付けて『ほら、ごはん食べてね！て書いてるやろ！』って言ったら食べたわ～」など嬉しい言葉を頂戴しました

退院してから、お会いすることは一度もありませんが、それでもどこかですれ違うだけでも、お会いできたらいいなぁと思うかめぞうでした

(再)入院日記②

少しご無沙汰しています。かめぞうです。

入院日記、続けます

さてさて、入院中の唯一の楽しみと言ってもいいくらいのもの、食事。 

ただ、病院食は美味しくないというイメージを持たれている方、実際食べていた方もいらっしゃるかもしれません。

かめぞうの病院は不幸中の幸い？なのか、割と美味しい食事なのがありがたいです(看護師さんやリハビリ先生に聞いても『美味しい』との返答を頂きました)

それで……いつぞやのメニューに「かきたま汁」が出たのですが……

想像していたかきたま汁

（画像お借りしました)

ふんわり玉子に青菜が少し浮いている……。

美味しそう

出てきたかきたま汁

・・・。

ほぼ玉子？え？茶碗蒸し？

もちろん美味しかったし、完食しましたが。

あまりの玉子の多さに驚きを隠せなかったかめぞうでした