Q&A 赤ちゃんの脂漏性湿疹 | メディカルアロマで「豊かさ」に出逢うテラピールーム☆ちょっと贅沢なくつろぎの空間☆大和市

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神奈川県大和市のアロマテラピールーム。
ここにある「豊かさ」それは、心地良さや生活の質を大切にしてナチュラルで生活意識の高いこと。
未来の地球のために愛するヒトのためにアロマテラピーと
ハーブで出来る半歩先の豊かさを提案します。

4か月の赤ちゃんのママさんからのご相談です。


Q. 4か月でも使えるアロマケアを教えて下さい。


   なるべくお薬に頼りたくないので、アロマケアを


   教えて欲しい。

 


症状 : 皮膚にポツポツと赤い湿疹が出て乾燥ぎみ。



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A 生後3、4か月頃に赤いポツポツとした湿疹が


   顔から頭部に出てくることがあります。


   これが「乳児脂漏性湿疹」 


   新生児の頃からは皮脂の分泌が活発なので


   大人で言うニキビのような湿疹が出ますが、


   4か月頃から湿疹プラス乾燥も出てきます。


   赤ちゃんがこれを掻くと傷から分泌物が出て


   とびひになる場合もあります。


ケアとしては、低刺激の石鹸をよく泡たてて、優しく


泡を乗せるように洗います。


とにかく清潔を心がけてください。


ハーブウォーターを清潔なママの手にとってヒタヒタと


つけてあげる。オススメはカモミール・ジャーマン、カモミール・ローマン


ラベンダー・アングスティフォリア。


ハーブウォーターは成分が優しく殺菌作用があるので


これで様子を観てもいいです。


お風呂の最後に、洗面器にハーブウォーターをいれて


かけ湯してもいいですね。


乾燥が気になるようなら自然のスイートアーモンドオイル


を薄くのばす。ママの手でこすらないように注意して


下さい。オイルは化粧品表記のある品質のもので


「アーモンドオイル」ではなく「スイートアーモンド」と


表示されているものを選んでください。


乳児の場合は、ムリに精油を使う必要はありません。


精油を使う場合は、信頼できる精油を


0.5%~1%濃度で使ってください。


湿疹にはローズウッドを提案しました。


※信頼できるブランドという表現しかできないのですが、

 身体症状に対して効果を期待する場合、私個人は

 ケモタイプのプラナロムを使用しています。


清潔を心がけて掻きむしりで起きる二次感染を予防しましょう。


また、抱っこの時に刺激にならないように、ママの洋服も


化学繊維のニットなどは気を付けてあげてくださいね。



なるべくお薬を使いたくないのも分かりますが、


痒さが原因で赤ちゃんが不快になる場合や、自然で


様子をみていても改善せず長引く場合は、その不快感を


取り除いてあげることが一番優先されると思います。


抗生物質の入った軟膏も短期間で部分的であれば


問題にはなりません。問題なのは自然療法に偏り、


受診の機会をなくして誤った判断で症状を悪化させることです。


乳児の場合は、症状に合ったケアであれば


少しずつ改善していきます。


大人のようなガマンはできませんから、お母さんが


赤ちゃんの不快感を受け止めてあげてくださいね。