今年の私的音楽映像 | being here

備忘録的に今年よく観た音楽映像を。 

 2022


ばってん少女隊 / 虹ノ湊



映像の美しさが演者のキラキラを引き立てる、アイドル楽曲のMVとして120点の映像。今年数本のMVがドロップされましたが、下手な演出やCGではなく、ストレートにばっしょーの魅力を映し出したこのMVが個人的に一番のお気に入り。



Your song is good / On

ユアソン(YSIG)がフジロックに出演した際のOnにはストーリーが詰まってました。

もともと出演予定だったのはYSIGではなく、カクバリズムというレーベルの後輩である、思い出野郎Aチーム(OYAT)。

ところが出演4日前ほどにコロナでOYATが出演キャンセル。ピンチヒッターとして出演したのがYSIGだったという訳です。

晴天の苗場を揺らすYSIGのゴキゲンなサウンドはもちろん、急遽の出演でも曲中にOYATの代表曲である「楽しく暮らそう」をワンフレーズ入れ込む辺りに、先輩バンドの貫禄と気遣いが滲み出ており、今年夏のベストアクトの一つです。

 

 

​Michael Kaneko / RECIPE feat. hanaregumi 



今年発売の新譜Neighborhoodは豪華な客演陣と素晴らしい楽曲を創り上げた名盤ですが、そのオープニングトラックであるこちらはMVもハッピーな雰囲気が横溢していて素敵です。

犬撫でてピザをワインで流し込む、こんな暮らしをしたいもんです。


LIBRO / ヤッホーfeat.鎮座DOPENESS


おじさん二人が信州で山登りしておにぎり食べたりスケボーしたり酒飲んだらしてる映像がこんなに癒しになることある?って感じで観てて楽しくなる映像。

この曲は寝起きが良くなるので目覚ましにもぴったりです。

 

KID FRESINO / Winston

 

 

まだ肌寒そうな春の山中湖。

ソリッドなバンドの演奏に乗ってフレシノが刻むライムが刺すような緊張感を漂わせるアクト。

原曲では鎮座DOPENESSのヴァースをフレシノが蹴っていることも、原曲よりも洗練されたアレンジも、曇天の山中湖も、現場の空気感が伝わってくるようで非常に好きな映像です。



スカート / 君がいるなら



同じくラブシャから。

スカートと言えばこのギターだよねというカッティングなど演奏もさることながら、風になびく澤部君のマスクやそもそもマスクを外さない佐藤優介など、ラフで日常と地続きのスタイルがスカートの楽曲に生命感を与えているのだろうな、と感じる映像です。

 

Mayson's Party / ONE

 

 

ばっしょーちゃんとも縁のあるスカバンド、メイソンズ。

楽曲としてONEがめちゃくちゃ好きというのもあるんですが、世界的な情勢の不安定化に対して、「俺たちは一つだ」というポジティブなメッセージを映像でも届けてくれたMV。

ライブのONEも超楽しかったからまたライブ行かないと。


 2021以前

 アップ自体は昨年以前だけど今年ハマった映像たち。

 


​BASI / NICE



コロナですっかり失われてしまった、オーディエンスとの距離、フロアとのグルーヴを思い起こさせてくれる映像。BASI元気かな。

 

 

思い出野郎Aチーム / 楽しく暮らそう

これ、もう国歌でいいんじゃないかなという。

楽しく暮らそう以上のメッセージってないですよね。

思い出野郎Aチームは最近では手話チームがライブに参加していたりして、さまざまな人に音楽を届けるスタンスも素敵なバンドです。