祝400万回再生!
ということでOiSaがばっしょーにもたらしたものについて、感じることを幾つか。
OiSaというジャンル
OiSaは、これ何のジャンル?と言われると一言で括れない楽曲ですよね(後の方でやたら和テイストとか言ってますが)。
それは同じ渡邊忍さん提供のおっしょい!にも通ずるところがあって、〜系と括りにくい事によって却って聞いた人の耳に残るんだろうなと思います。
実際、MVのコメント欄も有線で聴いて歌詞を検索して辿り着いた人で溢れていましたね。
こういう、その楽曲自体が一つのジャンルと言いたくなる楽曲はなかなか狙ってリリース出来るものでもないのかもしれませんが、それを2曲も持っているばっしょーは幸運なグループだなと思います。
120点のバズりの波への乗り方
OiSaが増やしたグループの引き出し
OiSaはあの5人だからハマった
最後に全く個人的な思い入れの話を(ここまでも全部個人的な思い入れの話ですが)
OiSaは超名盤「ふぁん」のリードトラックとして2020年にリリースされました。
当時はありっさが抜けて5人でリスタートするという、大事なアルバムでもありました。
下の対談で提供者の渡邊忍さんが「コロナ禍で書かれた歌詞」と言及する部分があるように、OiSaはこの5人体制のアルバムのために書かれた楽曲なんだと思います。
そこで思うのが、あの、1年弱しか続かなかった5人体制はしかし、唯一無二の輝きを持っていたグループだったなということです。
オリジナル6の元気一杯なイメージでもなく、今の6人でもなく、同じ時間を過ごしながら大人になりつつあったあの5人ならではの落ち着き、絶妙なバランス感が、OiSaの雰囲気に絶妙にマッチしたような気がします。
2021年末に現体制で再録されたOiSaもリリースされましたが、聴き比べるとやはりオリジナルのOiSaには渡邊忍さんいうところの「悲しみ成分」が横溢していて、あの5人だからこその楽曲でもあったのかなと思っています(それはグループの中でも特に落ち着いたキャラクターだった星野蒼良がいたからこそOiSaがばっしょーにハマったのかなということでもあります)。
OiSaが今後更にどのように育っていくのか、まずは次のクアトロツアー大阪を楽しみにしています。