その涙はいつの日か大輪の笑顔を咲かせる-B.O.L.T春のワンマンライブ | being here

はい、というわけで下北沢シャングリラにB.O.L.Tを観に行ってきました。


1部は春の恒例行事になりつつあるボルスプ(なおスプリングには春とバネという2つの意味があるらしい)(バネをボルと言い間違えて「みんなに拡散されるやつ」とるんぱんにイジられるちぃちゃん)


2部は、コロナで中止になってしまった2年前の初ワンマンを再現しようという企画(なお当時は下北沢ガーデンでしたが今はシャングリラとハコの名前が変わっています)。


立ち位置指定のディスタンスキャパで収容人数は220ぐらいでしょうか。なぜか両部とも30番台だったので、三列目のドセン辺りで観られました。とてもありがたいのだけど近すぎてみんなのキラキラに目が眩みっぱなしでした(るんぱんの今日のアイメイクめちゃくちゃ可愛かったですよねそして小顔すぎんか)(ちぃちゃん本当にお顔が綺麗)(あやちゃんのスマイルは今日も最強)




なのちゃんの涙とB.O.L.Tの未来

で、色々と書くべきことはあるのですが今日のハイライトはやはり、なのちゃんの涙です。


1部で喉の調子が悪い様子で、少し音が出ない場面が散見されていたのですが(とはいえ普段のなのちゃんに比べればという話なので一般的なレベルからすれば全然歌えているんですけどね)

また1部では(OUR COLORの落ちサビだったと思いますが)声が出ないと判断するやファルセットに切り替えて歌い切るなど、対応力も素晴らしかったことは付け加えておきたいと思います。


そんなこんなで2部がスタートするのですが、開始が10分弱押します。

どうしたのかなと思っていたのですが、冒頭の数曲でなのちゃんが涙をボロボロ流しながら歌ってまして、その後のMCの話によれば1部の出来に不甲斐なさを感じて涙が止まらなかった、とのことでした。もしかしたら開演が押したのもそういう理由かもしれません。


で、このままライブ出来るのかな?と心配になるレベルで涙をこぼしていたのですが、なのちゃんがプロ根性で涙を封じ込め、次第にいつものなのちゃんスマイルが出るようになったのには本当に感服しました。

アルバム「POP」を再現しつつ、後半戦は全曲を怒涛のメドレーで再演するなど、密度も難易度も高い構成だったと思いますが、やり切った姿は本当にカッコよかったです。


そして終盤、改めて1人ずつ挨拶をする段になり、それまで押し込めていたなのちゃんの涙が再び溢れ出てきます…


そこでなのちゃんは、不甲斐ないパフォーマンスを見せてしまったことの悔しさ、それでも支えてくれるファンの優しさへの感謝、そしてもっともっと成長した姿を見せることなどを、大号泣しながらもはっきりとした言葉で伝えてくれました。


この挨拶を聞いて、なのちゃんの涙はエンターテイナーとしての自覚と自立があるからこそ流れた涙なんだろうなと感じました。

あの年齢で、己に課したハードルをクリア出来なかった時にただ泣くのではなく、未来を見据えた言葉と共に決意表明が出来るなのちゃんは紛れもなくプロフェッショナルなアイドルであり、エンターテイナーです。


そんななのちゃんの涙がどんな大きな笑顔の花を咲かせてくれるのか、これからのB.O.L.Tと青山菜花を観て行きたいなと改めて思わされた春の夜でした。

ツアーも楽しみですね♪



※という話をTwitterに書いたのがこちら



※お昼に食べた八月の野菜カレー。美味しかった


※あ、スクラップの前も通り過ぎてみました。