カリプソとオデュッセイア | being here

Negiccoの15周年を飾るシングルが発表になりましたね。

タイトルは「カリプソ娘に花束を」

YoutubeではMVが公開されています。雰囲気はエビネギOPVと似ているのは制作が一緒の方だからのようですね。

 

 

さて。

これだけで終わるのもなんですから、愚にもつかない話を付け加えておきます。

 

 

本作が15年を共に走り抜けてきた熊さんへのメッセージであることは衆目の一致する所でしょう。

MVのラストにビシッと決めた熊さんが登場してますし。

 

でもね。

タイトル見てください。「カリプソ娘に花束を」です。

つまり、父親に擬えられた熊さんが、Negiccoの3人に花束を渡す。そういうベクトルのタイトルなんです。

タイトルと歌詞の向かう矢印が相互を向き合っている、という言い方で伝わりますでしょうかね。

熊さんからのお疲れ様と、ネギちゃんズからのありがとう、が交錯する。

そんな遣り取りのダイナミズムが見て取れる訳です。

 

ところで。

カリプソ娘ってどういうことでしょう。

ギリシャ神話では、カリプソはオデュッセイアが苦難の航海の途中に出会う女神です。

ちなみにオデュッセイアが一目惚れして7年その島に居着くこととなるのですが、

最終的にオデュッセイアはカリプソの下を離れ、元の家族の下に戻ってゆきます。

これを熊さんとネギちゃんズの関係性に置き換えてみると…

いやいや、詰まらない事を考えるのは止めておきましょう。

歌詞の中に「まだまだ心配かけてあげる」という言葉がありますから。

 

兎にも角にも。

2018年、素晴らしい15周年になることを願っています。

リリイベ行きたいな。