最果ての地
スタンレーの街を出て、向かったのはタスマニアの北西端の街。
インフォメーションセンターで貰った、ガイドブックにサーフィンの写真が載っていたので、
興味が沸いて行く事にした。
車にはボード等は積んであるけど、ここタスマニアでは、サーフィンをする気は無い。
物凄くイイ波があれば、入ろうかと思ったけど、何せ寒い!!
手持ちのウエットスーツでは寒さで楽しむどころでは無い。
そして、スタンレーから車で西へ約2時間くらいmarrawah(マラワー)という街についた。
街といっても、お店が2,3件とガソリンスタンド、あとは牧場くらいしかない、
村にも及ばない集落である。
こんなとこへくるのは、よほどの変人かサーファーくらいだろう。
着いたのは夕方でお店も閉まっていて、街の人も全く見かけない。
ガイドブックに載っているの写真ではイイ波だったけど、今日はどうかな。。
街を抜けて、放牧地の中の道を走っていくと、ビーチが見えてきた。
期待はあまりしていなかったが、心のどこかで、「もしかして。。」という気持ちもあった。
だけど、、うーん、やっぱり、いきなり行ってイイ波に当たる訳無いか。。
遠浅のビーチに、辛うじてサーフィンできるかできないか位の小さな波がブレイクしていた。
しかし、小さいながらも波の形は良く、条件が揃えば、きっと極上のブレイクに違いない。
時々、波をチェックしにくるサーファー達の車。
右端の車のサーファーは、このビーチで何日か車泊しながら波を待っているようだった。
話をしたけど、ここ数日は波が無いらしい。
着いたのが夕方だったので、明日の朝に僅かな期待を込めて、今日はこのビーチで一泊する事に。
泊まるのは勿論、車。 ※車の中でははなが寝袋に包まっています。かなり寒い。。!
翌朝、あまり期待はしないでおこうと思ってはいたが、
やはり昨日と変わらずサーフィンできそうな、波は無かった。
一応、この地を去る前に周辺のビーチも見ておこうという事で、GPSを使って回りを検索。
少し走った場所にもう一つビーチが検索できた。
この場所は北西向きに湾が開いているが、もう一つは真西に湾が開いていて、
大洋からのウネリがより、届きやすそうだった。
そして、未舗装の道をジャリジャリいわせながら走る事、約20分でビーチが見えてきた。
さっきの場所から20分程しか違わないのに、そこにはウネリが届いていてた。
しかし、そこはには誰一人居ない無人のブレイク。
人工物は何も無く、荒々しく開いた湾では波の音と風の音しか聞こえない。
何だか、人知を超えた場所のように思えた。
地形もわからないし、強風で潮の流れも強そう、、
こんなとこ、1人で入って「もしも」の事があったら助かりそうにない。。
雲の隙間からは太陽の光が差し込み、誰もいないこの場所を神々しく感じさせる
結局、そこでもサーフィンしなかったけど、地の果てを見れたような気分になる事ができた。
人の力の及ばない大自然のなかで、ただただ無力さを感じた。
「また来いよ~」って言ってくれてるのかな、帰りに固まってじっとみていた牛君。
To be contined...
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