夫婦が離婚しても、子の親であることに変わりはないから

別居する親が子に会うことは子の健全な発達・成長に欠かせない

ざっくりこういう前提で、

裁判で争うような高葛藤事案でも、

別居する親と子の面会交流は子の福祉にとって必要、重要

として結論が出されるのが近年の強い流れとなっています。

こういうコトになっていると知ったときはほんとに驚きました。

 

葛藤が強い場合のほとんどはDVがらみです。

現行のDV法の文言に合うかどうかとか、DVの客観的証拠を示す難しさなどで

裁判上はDVと認められない場合も多いですが。

また、DVがあったと認められても、それは親の問題で子どもには関係ない。

子どもへの身体的虐待がなければ面会させた方が良い

身体的虐待があっても、過去のこと、程度が酷くなければ会わせた方が良い

近年の家庭裁判所はこういう方針?基準?になっていて、

離婚調停の初期、まだ何も解決していない段階から、

上記のような理由で面会交流の実施を強く勧められ

拒むと、親権・監護権がDVの加害者に渡る不安や離婚が成立しなくなる不安が大きく

子どもの安全が心配でも、相手方との接触のストレスがどんなに大きくても

応じるしかない、という現状になっているのです。

 

やっとの思いでDV加害者から逃げて

接触を絶つことで心身の回復を図り、生活を立て直そうというときに

DV加害者と接触せざるをえず、子どももそこに巻き込まれる

DVは子どもにとっては虐待で、子どもも傷つけられているのに

傷つけた加害者と会わなければならないのです。

あまりにも、常識とかけ離れたことが起きているのだなと、びっくりです。

 

公的な支援でも、被害者を守ろう、加害者との接触から逃れさせようと頑張り、

そのための様々な制度ができましたが

DVから逃れた親子の安全を確保するのが第一に重要だからです

子どもの健全な成長に一番目に欠かせないのは、安全・安心な暮らしではないでしょうか。

これが良いあれが良いと言うのは、安全・安心が確保された上での話ではないでしょうか。

いつまた虐待を受けるかと、不安な生活

家の中に緊張感がただよい、DV加害者の機嫌を損ねないように気遣う生活

親の一方が傷つけられ悲しむ姿を見る生活

これが子どもにとって良いわけがないと思います

現在ではそれを証明する調査結果や科学的な知見もあるので

勉強して、ご紹介していきたいと思います。