こんにちは! 獣医師の佐草です!

先日はネコの最高齢についてだったので、犬の最高齢についても改めて調べました。せっかくですから今回は犬の年齢を話題にしたいと思います。

ギネスに認定されている犬の最高齢記録は、なんと29.5歳!

非公認では30歳!! どちらもオーストラリアで飼われていた犬です。日本国内では、明日恋でも取り上げられてご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、栃木県で飼われていたプースケが26歳と8か月というギネス記録が残っています。

犬の年齢を導くこれまでの一般的な式((犬の年齢+4)×4(中型犬))に当てはめて、人間の年齢に換算すると、ギネス記録の犬では29.5歳+4=33.5。これに4を掛けると、なななんと! 134歳 !!かなりのご高齢です。いやはや驚異的な記録です。非公認の30歳の中型犬では136歳。プースケは120歳!

ギネス記録のご長寿犬は、オーストラリアのビクトリア州の牧場で、1910年から飼われていたオーストラリアン・キャトルドッグという中型クラスの犬種です。名前は「ブルーイ」。この牧場で、主に牛を追う牧畜犬として約20年間働き、その後1931年に亡くなりました。

ん? 年数が合わないけど、記録や資料をみてみると、きちんと生年月日1910年6月7日、没年1939年11月14日と細かい記録が残されています。

ちなみに「ブルーイ」はオーストラリアでキャラクターになって、アニメーションでも人気になったそうで、アメリカのABCやイギリスのBBC、ディズニーでもアニメが放映されたようです。

次回は犬の年齢の最新の研究について調べたことをお伝えしま〜す。