お久しぶりです。久保田です。
今年は0件でした👏👏👏
何の数字?

バレンタインデー💌の日にチョコレートの誤食で来院された件数です。

毎年、2月14日はドキドキ💓するんです。
ときめきのドキドキとは違いますよ…。

チョコレートの主原料であるカカオ豆には、「テオブロミン」という物質が含まれいて、これはチョコレートの苦みの成分。人間にはリラックス効果やダイエット効果などの良い効果があるらしいのですが…。
ワンちゃんは、このテオブロミンを体内で分解する能力が低いため、中毒を引き起こしてしまうのです!!!!

中毒の初期症状としては
・嘔吐(おうと)
・下痢
・失禁
・ふらつき

さらに症状が進行すると、
・震え
・頻脈(心拍数が増加している状態)
・不整脈
・痙攣(けいれん)

最悪、死に至る場合もあります。
これらの症状はチョコレートを食べた直後に現れるのではなく、一般的には4、5時間から半日ほど経ってからあらわれます。
体内に吸収してしまってからでは、治療が大変です。
なので、誤って口にしてしまった場合は、体内に吸収される前に吐かせる処置をしないといけないのです。
一刻を争う緊急処置です。

ドキドキしますよね。
バレンタインデー当日は0件でしたが、まだまだ注意が必要です。
オーナーの皆様、チョコレートはワンちゃんが届かない場所にしっかり保管して、食べる時はこっそり楽しみましょう!!!!

それでは、また!