皆さんこんにちは。
先週は、追い込まれてる仕事をせっせと💦こなしたり(まだ終わらないけど😭)、届いた文通💌のお返事を書いたり、友人との自宅飲みの料理を考えたり🤔していました。
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先日申し込みをした文通(←相手と直接やり取りせず事務局が介在するため、住所氏名を伏せて文通できる)は、事務局経由で4通もお手紙が届きました。
私が人気者というわけではありません。
この文通システムには、受取り人を指定せず手紙を書く〈誰に届くかわからないよ🎵〉という面白い仕組みがあるのです。
そのお蔭で、同じ年代の方、趣味が似ている方などからの〈受取人未定〉のお手紙を受け取れました。共通事項から会話が弾むようにと事務局が手配して下さっているのでしょうね。
20代のお若い女性からのお手紙もありました。イラストを描くのがお好きだそうです。
なんで私に届いたんだろう🙄?
ああ…きっと〈リラックマやうさぎ帝国などのキャラクターが好き〉とプロフィール欄に書いたからです。しかしまさか、ミドルエイジから返信が来るとは想像していませんよね💦
私「ここは若者にすり寄ってみるか…」
猫ミームのことを書きました。
イラストも添えます↓
どうかな〜?
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240615/13/nodo5256/4e/81/p/o1080078415451740004.png?caw=800)
20代の方「可愛い猫ちゃんイラストですね! 猫ちゃんの横にあるマンゴスチンが素敵🥰!」
私「ね、猫の肉球です…😑」
(※イラストのクオリティが低いせいで、こんなこと言われちゃったりして…)
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ほかにも、登録者データを見ると〈好きなもの:スピッツ〉と挙げている方が何人かいらしたので、そのうちどなたかにお手紙を出してみたいです。
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私「はじめまして! 私もスピッツ大好きです! 先日はライブに行きました❤マサムネさん最高ですよね😍! もうめっちゃカッコイイ🤩! 好きで好きでたまらなく大好きでーー」
お相手「あ、あの…ぺ、ペットなんですが…💦」
私「ーーー😑」
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家事やって、仕事やって、ブログ書いてスピッツ関連を追って、ジム行って趣味の本読みをしているだけでも、結構残り時間がカツカツです😅
こんなところに、果たして文通をやる余裕があるのでしょうか…。
ま、とりあえず3ヶ月お試しでやってみます💪
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さて皆さん。
SNSで、マサムネさんの歌詞を絶讃した文章って、当たり前のように目にしますね。
ネットでも検索スペースに〈草野マサムネ〉と入れると、関連ワードに〈天才〉と出てきたりします。
センスは磨くものだけど、
才能は努力で手にするものではなく、
ある人には最初から備わっているものなんですね。
マサムネさん🙂✨を見るとそう思います。キラッキラで眩しいです✨
では、そんな天才・マサムネさんの、歌詞ではなく〈文章〉ってどうなんでしょうね?
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マサムネさんがファンクラブ会報に連載している〈1967年に生まれて〉。正統派のエッセイよりもトゲがない、まさに〈想い出を振り返る〉内容です。ピュアで、ファンが純粋に楽しめる素敵な文章になっています。
毎号、サラサラーッ🎵と読めちゃいますよね。
〈サラサラ読めてしまう〉。
それこそが、マサムネさんの文章がイケてる証拠なんですよね。
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長い文章の難しさとは何か🤔?
それは本当に色々ありますが、〈読み手を飽きさせないこと〉も、そのひとつです。
どのような文章においても、核心(テーマ)は短い一言だったりします。美しい友情とか、人の苦しみをわからない人間はクズだとか、周りを気にせず生きていこうとか、自己犠牲と愛は両立するのかとか。
それを伝えたくて、作者は延々と書いていくわけです。
この核心だけをバーン!と書いても読み手はキョトン😳?なので、納得し、共感してもらえるように文章をたくさん加えます。
説明が多くなり、具体例が長くなり、修飾語が過剰なほど溢れ、言い訳がまどろっこしく続くうち、読み手がどうなるかというと…
【すごく退屈になり、飽きてくる😪】
のです。
〈…です〉〈…ます〉〈…でした〉ばかりが続く単調な文体による、いつまでも前置きが続くなぁ…というダルい文章になりがちです😓
難しいですよねー💦
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マサムネ少年が考えた怪獣がテーマとなっている、vol.128の〈1967年に生まれて〉。
非常にテンポがよいため、あっという間に読み切ってしまいます。
文章が短いという意味ではありません。
まず、以下の文章をご覧下さい。
✱✱✱✱✱✱✱✱
「…お金持ちの子が有利ですよね。調べたら8枚入りで50円でした。今のオトナの感覚からすると安いけど、コンプリートするのって当時かなりの難題だったのよね。財力でイケる子はいいけど。」
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(Spitzbergen vol.128, 2024, p36より引用)
この文章。
文末だけでも〈ですよね・でした・だったのよね・いいけど〉と様々です。
時制としては、〈当時の視点〉の文章に、〈この文章執筆時点の視点〉である価格を調べた1文が挿入されています。
さらに、カードを全部集められるお小遣いがある子を〈お金持ちの子・財力でイケる子〉などと言い換えています。
そして、〈オトナ・コンプリート・イケる〉などとくだけた調子のカタカナを使うことで、リズムよく、なおかつカジュアルダウンしています。
これ、マサムネさん、意識してアレコレ文体や、視点の時制の変化(当時/現在)を混ぜていると思うんですよ。
だから緩急がついてリズムよく、飽きないのです。
これは、本連載のすべてに共通しています。
さすが〈流れるまんま流されたら/抗おうか美しい鰭で〉と書く人ですね。
〈流れるまんま〉なんて口語もいいとこです。本来なら〈流れるままに〉ですもんね。
このジャンクな表現に重ねるのが、誰も読めない難読漢字による〈美しい鰭〉ですから、そのセンスに驚かされます。めっちゃチャレンジング😆!
卑近な自分の意識から、瞬時に深い藍色の海に投げ出されるかのような、覚醒感のある歌詞ですね。
この言葉同士の組み合わせ、一体なんでこんなの思いつくの😳?
この〈THE・口語〉+〈純文学〉の言葉を並べることが怖くないの😣💦?
すごいよなぁー。
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さらに毎号、効果的に1箇所だけ使われる会話文。今号では「草野の考えた怪獣もおもろいね!俺にもなんか考えて」です。
過去号でも、クラスメイトの発言では瑞々しい福岡訛りが聞けますし、新聞記者とのやり取りでは憎たらしい記者さんの風体とドギマギしているお若いマサムネさんが浮かんできます。
これらの人物の声が聞こえてくるんですよね。
文章に生命が入る瞬間です。
〈音が聞こえる・映像が見える〉のです。
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そして、映像の可視化といえば、マサムネさんが授業中にオリジナル怪獣を考えて空想にふける描写。
この文章のメインはここです。
なんて素敵な描写なんでしょう😍!
ドッヂボールしよーぜ!みたいな男子軍団の中に、子供らしく夢見がちだけど、どこか大人びた目線を持ったこんな男の子がいたら、も…もう一発で好きになってしまうよぉーー❤(きゃあぁぁッ😍!)
私はこのシーン、絵に描きたいぐらい好きです。
なんなら、このシーンの中に入りたいぐらいです。
窓の外を眺めながら、怪獣が田んぼをめちゃくちゃに破壊していくのを空想しては、ノートに描きつけているマサムネさん。
その綺麗な横顔を、怪獣についてワクワクしながら考えている瞳の輝きを、
瞬きもせずに熱心にノートを見つめ、鉛筆を動かしている手首を、
時折考え込む物憂げな表情を、
斜め後ろの席からずぅーっと見つめていたいなぁ…🥴✨
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そして最終段落。
ラストって、つい格好つけちゃうんですよね😅やっぱりインパクト残したいし…。でもやり過ぎるとあとで恥ずかしくなっちゃいます🤣
文章の締めはデリケートで難しいです。
そこを…
✱✱✱✱✱✱✱✱
「不思議さにワクワクしたり、時に可愛くてキュンとしたりもするし。」
✱✱✱✱✱✱✱✱
(Spitzbergen vol.128, 2024, p37より引用)
マサムネさんの文章は、ドヤ顔することなくサラッと終わります。
え? これでいいの? という終わり方。
…うん。きっとこれでいいんでしょうね😌
余韻はそれぞれ、読み手に自由に想像させて下さるのですね。スピッツの曲と一緒。
やっぱりマサムネさんの文章は、ちょっぴり不思議で素敵です✨
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お読み下さりありがとうございます😊
私はベルゲン入会してまだ2年目のため、会報は8冊しか持っていません。
それなのにレビューを書くという所業。
フフッ。どうかしてるでしょ😏?
これまでの会報の連載をまとめて、書籍化してくれたら嬉しいのにな。
マサムネさーん♥読んでおられますかー😆?
書籍化作業、人手が足りなければお手伝いしますよー! 私、めっちゃイイ働きするからお声がけ下さいねー🥰
報酬は、その…あの…🥴💦じ…10分でいいので、あの…ス、スタバで一緒にフラペチーノ飲んで下さいーーッ😆!(きゃぴー🤩!)
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それでは皆さんご機嫌よう。
明日からまた忙しいので、更新はぼちぼちです。
皆さんどうか、私のトヨサン当選を祈ってて下さい!!
グッバイちゃおちゃおー🎵
ちゅうぅ〜 ズズー♥ ←可愛くフラペ吸う練習
●本記事を読むための参照記事、ウェブ
・文通やってみたいな↓
・猫ミーム↓