映画
「WOOD JOB!
〜神去なあなあ日常〜」


 

 

高校卒業後の進路が決まらないままだった勇気(染谷将太)は

とある不純な動機から、三重県の神去村で林業の仕事の見習いになった


気性は荒いが山仕事では頼りになる飯田(伊藤秀明)のしたで

過酷な山仕事に打ちのめされながらも

村の美人教師、直紀(長澤まさみ)に一目ぼれする





都会のお気楽な少年がひょんなことからガチ林業!



ウォーターボーイズとかハッピーフライトの江口史靖監督だと言われれば

なんとなく観る前から想像つきますね気づき



はじめは主人公にやる気もないし失敗ばかりでアリャリャなんだが、

だんだん主人公がやりがいを感じ、持ち味を生かせるようになる。



お約束の楽しさがちゃんと得られること間違い無しの映画です



主人公のボヤーっとしすぎるキャラクターが

お約束感をちょっと崩しててちょうどいい



染谷将太の無自覚に傍若無人な若者って感じがいいです




この映画上差しのときはめちゃくちゃ不穏な高校生って感じだったのに驚き!

(しかもほぼ同時期の作品)




WOODJOBに話を戻しますと、

おもしろいはおもしろいんだが、田舎のイヤーな感じに辟易



このまえの「サンセット・サンライズ」も、田舎の閉塞性が描かれてたけど

こっちのほうがもっとメンドイ感じ



仲間に入れてくれないくせに

どうせヨソもんはすぐ出てくんだろ!と拗ねる

真顔柄本明な…



糞メンヘラかよ…



それなのに、居候先の兄貴分夫婦がS●Xする日は家を追い出されたりして

まあここは笑うとこなんでしょうけど

あとは一目惚れの相手と接近するキッカケとなるエピソードでもある



家や土地が広くて

エロ行為もやり放題なところが田舎の数少ない利点じゃないんかよ!

と叫びたくなった物申す



このように

ウォーターボーイズとかハッピーフライトを観てれば

まあここは笑うとこなんでしょうけどってわかるけど



単純にどうなの?と突っ込みたくなる箇所はいくつかあった




主人公はヨソもんだから参加させるさせないって散々もめた祭りは、


山から切り下ろした大木を男性器に見立てて

山肌を滑り下ろしてしめ縄で編んだ女性器と合体させる


っていうエロ祭りだったり(笑)



なんだそれオエー



ただ

コメディの中にも一貫してあるのが



山への感謝と畏怖

だと思いました



山が育ててくれた貴重な木を切らせてもらう

と同時に、この先の未来まで資源を守るために山を整える



いくら馴染みのある山でも、人間には足を踏み入れられない領域がある



山と人間が尊重しあい調和しあって生きていく世界



かと思ったら、神聖な祭りの最中に山の中腹までバイクでつっきるし

それはどうなの笑



まあいろいろツッコミましたが



映画の安定感はまちがいない!



おもしろくて、キャラが魅力的で、成長あり、感動ありのハッピーエンドです



わかりやすいし飽きずに楽しめて

単純に観て良かったです



あと

伊藤秀明と長澤まさみのスタイルの良さが凄かった凝視キラキラ







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