「錆びる心」
桐野夏生

コレの続きです下差し
「ネオン」


歌舞伎町の小さな暴力団の組長、桜井は
ある日、自分に惚れ込んだという島尻という若者と出会う

岩手出身だというのに芝居がかった広島弁の島尻…
だが、なにをしでかすかわからない雰囲気もあり
見込みがあるかもしれない…

桜井の忘れかけていた極道魂に火が点くが…





この話、なんだかコントみたいだと思いました

ニヤニヤ笑えました



いかにも鉄砲玉!

って感じの若者が組に飛び入りし



ほかのメンバーもにわかに活気づくというか

血気づくんですけど




結局は「仁義なき戦い」厨の
ファッションヤクザだったwww

ってハナシね


それが、鉄砲玉の若者だけでなく
もともといた団員、なんなら組長の桜井でさえ


ヤクザっぽいなにかに憧れてるだけのチンケなチンピラだったっていうね



そりゃそーだよ

この世の中、そうそう仁義とか極道とか美談でまかり通らない


法律もうるさいし、スレスレでセコく稼ぐしか無い

なんなら、まともな人のふりをして表家業っほいことで小銭稼いだり

長い目で見たらふつうの社会人のほうがワリ良くないですか?


桜井だって息子の非行で悩んでたりする
ニヤニヤヤクザが息子の非行で悩むとかw


だいたい、
「極道」とか「ヤクザ」とか「仁義」とかカッコいい言葉で呼ぶから
なんかイイモノだと思って道を踏み外すおバカが湧くのよなぁ


なんなら「反社」って呼び方もアウトローっぽくてカッコつけてる



底辺ドブ集団とか
脳みそオガクズグループとか

そういう名前で呼べばいいと思う真顔




この動画定期的にに観るほど好きニヤニヤ

警察「開けんかいゴルァ」
ヤクザ「今開けるアセアセ
警察「やかましいはよ開けい」

コントかよ