あけましておめでとうございます✨
本年もよろしくお願いいたします
さて
年末に古本屋で買った2冊の児童書
一冊めは「ジェインのもうふ」


今回ご紹介する2冊目はコチラ
ロボット・カミイ
たけしとようこ、二人が紙の箱で作ったロボット、カミイ
なんと不思議なことに、カミイは動きだして…!
私この本、題名はすっかり忘れていたんですけど
長ーーいこと心に残っていまして
とにかく悲しいお話として記憶していました
記憶に残ってるのは
・紙箱のロボットに、「気持ちのもと」としてビー玉を入れると動き出す
・アクシデントで壊れる。「気持ちもと」のビー玉も粉々に…
ね、悲しいでしょう!
私は長いこと、この本の題名を忘れてしまっていたんですが
それが、店頭で背表紙をパッと見ただけで
「この本だ!!」って気づいたんだからよほど強烈な印象だったのだろう
ロボットは壊れますが、直します(紙だし)
気持ちのもと(正確には『なみだのもと』)のビー玉は割れましたが、カミイは復活します
最終的に、カミイは子供たちと別れますが、
「ロボットの国へ帰る」とのことで、悲しい別れではありません
でもほんと、今でも心がきゅ〜となるほど悲しい本として記憶されてるんです
忘れていた部分として、
カミイが、たけし&ようこの通う人間の幼稚園に入るのですが
カミイが聞かん坊すぎて周囲とトラブルばかり起こすのと
カミイが壊れた理由が
ダンプカーから子供たちを守ろうとして犠牲になった。ってこと
ドラえもんの映画の
バギーちゃんパターンだったか…
バギーちゃんとは映画「のび太の海底鬼岩城」に登場する乗り物のキャラ
最終的にしずかちゃんを守って自爆、ネジだけの姿に…
そういや私、バギーちゃんの映画も
観たあと数日間体調悪くなるくらいショックだったっけ…
バギーちゃんもカミイも、ちょっと性格に難アリでトラブルメーカーなところも共通。
そういう部分にも子供ながら共感したのかなぁ
だけど、カミイは復活したし
子供たちに見送られて、ちびゾウに乗ってロボットの国に帰ったし
もう悲しまなくていいんだ!
ということが約30年越しにわかって
どこか爽快な気持ちの年末年始でございます。