「妻が椎茸だったころ」
中島京子

コレの続きです下差し
表題作
「妻が椎茸だったころ」

泰平が定年退職を迎えた二日後、妻が急死した

妻が残した古びた料理ノートには
家族への複雑な想いとともに
「タイムスリップできるなら、私が椎茸だったころに戻りたい」
との一文が綴られていた




近しい人の死後、こんなふうに

愚痴とか不満が書き残されてるのを見つけたら


キッツイわなぁ…チーン



よくよく考えてみたら

どんな生活にも、どんな人間関係にも

まったく不満が無いなんて方がありえないわけで



死後誰かに読まれてショックを与えるかもなんてことは考えもせず

気軽に書き綴ったりしてるのかもしれないけど。


残された身としてはキツい

文章にされたらなおキツい



そう考えると、このブログも

まんがいち私が急死して家族に読まれたらヤバい…!(笑)



泰平の妻は

「家族に料理を作る役割である自分」に

不満を抱えつつも、どこか誇らしげでもあり



どうやらその

「自分が椎茸だった頃を思い出す」というのも


「料理をする人間だからこそわかる感覚」

なのだという感じでまとめられていた



え!?

そうなの!?



料理する人は、食材の気持ちになれる…ってコト…?



私にはわからないわ…食材の気持ち


CookDoばっかり使ってるからかなぁ…



 

 



 

 



 

 


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